『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

この間の続き(その1)

2012年11月05日 | Weblog

僕は最近、会社で何もやる気が起きない。

その理由は、以前の日記に書いた通り、
組織強化とか技術強化などと綺麗事を言っておきながら、
実のところは組織作りなんか何も考えていないのが解って
阿呆らしくなってしまったのですよ。

僕のやり方が悪いなら、それがどういう点だったのか?
そういう総括すらしないで、交代になっちゃった。
反省点を次に生かそうとしていない組織などに、
意識改革や、仕事のやり方を変えようと一生懸命になっても無駄。
組織作りや人事に将来的なビジョンを持たずに、
今まで通りやって、何の反省もしないから変わらないのですよ。

結局のところは、リーダーが交代してしまえば
『ハイ、それまでよ』なのです。
これこそが先日言った『企業風土』そのものなのだと思ってます。

経営学の本に『経営資源』というのは
『人、物、金』の三大資源と書かれている。
その他に『情報、時間、風土』といった三つの経営資源があって、
これが目に見えない経営資源とも書かれている。

ところがセンスの無い経営者は、この『風土』というものを
経営資源として捉えていない。
会社というのは人間の集まりだから、そこにいる人間の意識と行動が
企業風土を作って行く。
だからこそ、企業は社員の職業的な能力だけではなく
総合的な人間力を育てて行く土壌を作る事が責務だと思っている。

会社に限らず、人間が何かをやろうとする時に必要なのは『志』だと思う。
そういうものを企業の中で持っていない人間は人の上に立つべきじゃない。
そういう意味では『ビジョン』と似ているのかな?

会社で業績や実績ばかりを重視する人事にも問題があって
それはある意味で重要だけれど、その実績だって数値化されていない部分は
評価者の主観が影響するから、公平な人事考課になっているとは思えない。
明らかに「なんで、あの人が・・・?」と思うような人が
上のポジションに立ってみたり・・・・・

僕は自分のやって来たことよりも、何人の後継者を育てられるか?
と言うことに、管理職としての仕事を見出してきた。
そんなことは、どうでも良いみたいなところが見えた途端に
組織に対する愛着や、信頼感がどこかに消えてしまった。

今は、定年までにこんなものを造りたいなって言う構想を
一人で考えて楽しんでいる。
構想段階のものなので、誰にも話す段階に無いし、そのつもりも無いから
多分、それは同じようなことを考える人間が出てこない限り
話題にも上らない。つまり数年先まで実現しないでしょう。

つづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする