会社の総務の話に始まって、この間から企業風土について
語ってきたつもりだったけど、なんか的外れかな?
多分、この日記は会社の連中で見ている人間が居たりで
また、「会社批判」と言われそうだけれど、そのとおり・・・
少なくとも僕の正確から言うと、批判する限りは
まだ脈があり、愛情もあるということです・・・
企業風土って言うのを一番感じたのが、実は今の部署。
今の部署と言うより、子会社そのものって言ったほうが正しい。
僕の居る設計部署は、僕が異動してきた時は酷いものだった。
正直な話『ここ、本当に設計部署?』って思ったほど、
自分達の測定器は無いような酷い環境だった。
それで、その時の社長(僕が尊敬する前社長)に
「あんな環境じゃ仕事が出来ない」って直訴したら、逆にニコニコして
「そうだろう?そんなこと思わない連中なんだよ」
と言われて、愕然としたことがあった。
それからは測定器は全員が一台ずつ使えるほど買い込んで
今ではそういう環境が当たり前になってきた。
測定器を買い与えた以上、今までと違う結果を出せと言い続けた。
今まで、そういう環境に変えようなんて意識が部下には無かった。
だから、実験などで新しいことにチャレンジする意欲も低い。
これは、子会社の企業風土だなあと思った。
そういう意識は今だ、完全に払拭されていないのだが、少しずつ変わってきた。
僕の前任者の下では「今までどおり」でずっと通してきた部下達に
「変えようと思わなければ変わらない」と言い続けてきた。
日程に関しての甘さも同じ。
日程の遅れが出ると、あれやこれや理由をつけてくる。
また、それが通ってしまう部門の甘さ・・・・
少なくとも、僕がやっていた大型装置は、設計から出荷までの
全日程が決まっていて、特に出荷の日程は運送会社の手配等で
絶対に変更が利かない仕事ばかりだったから、
今の部署で、日程変更が当たり前なのが理解できなかった。
それで事あることに言い続けてきた言葉が
「俺の辞書に日程変更は無い」、「一日は24時間ある」だった。
それでも、自分の部下が一生懸命日程の追い上げをやっても
他の部署の意識が変わらないから、結局は苦労しても
何も報われない感じで、部下には申し訳なかった。
そして一番気になって、今でも改善されていないのが
自分の仕事の目標がきちんと整理されていないこと。
まぁ、このあたりは後任者がどう変えて行くか?でしょう。
正直言って、大きな岩を動かすには時間が足りませんでした。
それくらい、子会社の企業風土は大きな岩だったのです。
つづく