これで最後にしましょう。
結局、僕は何が言いたいのか?
会社なんて、同じような人間が集まってもしょうがない。
『元気のある企業』というのは、社員がそれぞれの力を発揮している。
特徴のある色々な人間が、個性や持ち味を十分発揮している組織。
そして社員自らが考えて行動する。
それは結局、仕事をやらされているのではなく、
社員の個々の力が発揮されているということで、
決して仕事をやらされている状態ではない。
対して『元気が無い企業』は社員が組織に依存している。
一種のパラサイト状態。
それは上役の言うことだけを聞いている組織です。
それと上役が自分の考えだけで、下の意見を聞かない組織。
会社の将来像、いわゆるロードマップみたいなものや
マイルストーン見たいなものを提示したり、ディスカッションしたり
我が社でも、ご他聞に漏れずやってはいるものの
では、その後はどうするのか?と言うと、急にトーンダウンしてしまう。
僕にいわせれば『見た目はやっているように見える』だけで、
性質が悪いのは、そういうことをやっていると、
いかにも将来を考えているような、外面だけは良く見える。
それで何かをしてきたように思ってしまうようなところが
会社に蔓延していて、『・・・で?・・・・』って言いたくなるような事ばかり。
それが企業文化とか企業風土なんだっていつも思う。
自分は定年で会社を去るときに、一人でも良いから
『この人と一緒に仕事が出来て良かった』と思われるような人間で居たい。
上からどう思われようと関係ないのですよ。
そう思ってくれる人間が一人でも居れば、
僕の会社人生は成功だったって思える気がします。
大きな岩を動かそうと色々やって来たけれど、少しでも動けば
その動かし方を誰かが真似て、最終的に動かせるようになるって・・・
しかし、周りが余りにも自分の目先のことしか見ていない。
組織作りなど、全く考えていない連中が蔓延っていることに
失望して、これ以上エネルギーを使うのが阿呆らしくなってしまった。
それでも、頑張れ!・・・?
環境を変えない限り、そんな気持ちには、もうなれない気がします。