昨日、一昨日の二日間で行った公演も無事終了。
連休の最終日でチケットの売り上げが伸びず心配しましたが
蓋を開けてみれば、当日券も売れて初日は9割、
二日目の昼も9割、夕方が8割の入りで公演としては
成功裏に終わったようです。
今回の芝居は、ミュージカル色が少なくなった割には
今までで一番楽しめて、舞台の公演も楽しかった。
今年は芝居を作り上げる楽しさを、最初から意識してきたのも
楽しめた理由なんじゃないかな?
楽しむ=一生懸命やる・・・・
だから、台本も今まで以上に読み込んだし、
台詞の言い回しも、唄の個人練習も、同様にやってきた。
考えてみれば、今まで何処か楽しめない部分があったのは
そういった努力が足りなかったんだな・・・・って単純に答えが出る。
ただ僕の場合、仕事でも何でも楽しめるレベルになるまでに
凄く時間がかかる気がする。
もしかして、僕だけじゃなく若い人は皆そうなのかな?
と、会社で若い人を育てる時に、楽しませる環境を作る事に
頭を切り替えてきた一年でもあった気がする。
そのお陰で、若手も少しずつ伸びてきたからね。
今年の役は、男性の中ではストーリの中心に居る役柄だった。
三人姉妹の一番下の娘が、殻に閉じこもっている性格で
それを外に引きずり出して、少しずつ自分の人生に
前向きになって、最後には確執のあった母親(歳の離れた僕の愛人)と
和解する手助けをする役柄。
格好良くやる部分も、元気にやる部分も沢山あって、
その場面ごとに、色々と台詞の言い回しを考えて来た。
でも、思ったほど変わっていないかな?
台詞だけじゃなく、所作も含めてまだまだ素でやってる気がする。
それでも、公演は楽しかった。
とにかく半年頑張ってきた成果は出た気がします。
観に来て頂いた方には、心から御礼申し上げます。
明日から、また舞台の裏話を書こうかと思います。