『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

教育改革はまず、親の教育から・・・・

2013年05月17日 | Weblog

昨日、古い付き合いの友人から電話があって聞いた話。

その友人には、今年小学校へ進学した孫が居る。
親が働いているので、何かと孫の面倒を看たり、授業参観に出かけたりと
まぁ、世間で言うジジババの生活をしているらしい。
その子供は、僕に良く似ているらしくて、他の子とちょっと違って
自由奔放、野放図な性格らしく、話を聞いていても
まるで僕の子供の頃の話を聞いているようで、なんか微笑ましい。

その子の学校は、いわゆる公立の小学校。
担任の先生は、まだ教員になって数年の若い先生で、担任は初めてらしい。

お子さんをお持ちの皆さんなら、ご存知の通り、一年生の教室なんて
まだ幼稚園の延長で、ましてや1学期なんて、幼稚園から小学校の生活に変わる端境期。
当然、子供は戸惑ったりで落ち着きがなかったりする。

子供なのだから、そんなことは当たり前で、逆に落ち着いた子は
「大人しい」と書くとおり、すでに子供の特性や特権を失っている子供だと思っている。
僕自身の経験や、自己弁護も含めて、
「落ち着きがないのが子供」こそが正常な子供だと、
むしろ、そういう子供は微笑ましく思っているくらい。

1年生はまだ幼稚園の延長の時期だから、ちょっとした子供同士の諍いや喧嘩は当たり前。
先生もそれを治めるのが半分仕事だったりする。

友人の孫の先生は、慣れない担任になって戸惑いながら一生懸命やっているし
毎日夜の9時過ぎまで学校に居て、仕事を片付けて帰るらしい。
家庭訪問で、友人の家に来たのだって夜も遅くなってからだったらしい。
友人は、そういうことに関して寛容で、夜遅くまでご苦労様と
先生に感謝の言葉を告げて、ひたむきな担任を応援してあげている。

ところが昨日、学校から一枚の手紙が来たらしい。
担任が一人でやりきれないので、副校長が授業の補佐をすると言う内容。

でも話を聞くと、どうやら親からクレームの電話が毎日のように
夜9時頃まで来るらしく、その対応に追われた末のことらしい。
子供は、何でも親に話すのは良いことだけれど、
例えば、子供が偶然友達の顔に手を触れてしまったりしたのを
子供が『顔を叩かれた』と親に話すと、それを真に受けて阿呆な親はクレームをつける。

僕の子供が小学校に進学した時に、僕は公開授業や授業参観へ欠かさず通っていた。
その時に、感じたのは『子供より親の教育が必要』と言うこと。

まず、授業参観なのに親同士、いわゆるママ友同士が廊下で喋っている。
子供の授業を見に着たのではなく、ママ友の集まりになっている。
教室に兄弟を連れ込んで、その子供が叫んだり泣いたり、
酷い時は走り回ったりして、先生が一生懸命やっている授業の妨害をする。
いつだったか、凄く面白い授業をやっている先生の授業中に、
子供が騒いだせいで、生徒の集中力がなくなった事があって、
それを僕が我慢できなくなって『うるさいから外へ出ろ』と怒った事があるが、
そんな時も、逆にこっちが悪者になったり・・・・
クレームをつける親は、大体こういった類の親だと言う事も友人は知っている。

教育改革なんて、安部政権が言っているけれど、
本当にゆとり教育は失敗だったのか?
今、サッカーや卓球、テニス、競泳などのスポーツ界で、世界レベルの選手が
この数年で沢山輩出されているのは、ゆとり教育の成果じゃないかと思う。

それよりも一生懸命やっている教員の授業を妨害したり、
素人の親が、担任のやる事にいちいちクレームをつけるような
親の教育こそ、厳しく学校が対応して欲しい。

どんな職業でも、最初からベテランと同じに出来ることは無い。
教職課程を取っていた親や元教員の親が、判ったようなことを言うのも問題。
そんな連中は、所詮は素人、アマチュアなのですよ。
他人の立場になって物が考えられない人間が、今の30代後半から40代前半の
団塊世代の子供の世代に多く見られる。

教育改革で授業を増やして、学力を上げる前にやるべき事は
『阿呆な親の教育』なんじゃ、ないのだろうか?・・・・・
お前に言われたくない・・・・でしょうね。(笑)

コメント
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