僕の日記を読んでくれている、長い付き合いの女性の友人から
僕の2年半も前のブログを読んで、涙が出ちゃったと言われた。
もう、四十年近くのつきあいで僕の若い頃からの人生を
遠くで見守ってくれていた人です。
二年半前とは、まさにお袋が亡くなる直前。
何度も付き添って病院へ連れて行った時の事や、
最後には自力で立てなくなって、車へ乗せるために背負った時に、
余りにも軽くなってしまったお袋の事を書いていた頃かな?
いつも通り、ダラダラとそんな生活の事を書き綴っていた時期。
この頃は土日と言うと、お袋のところに来ては夕食を作って
一緒に食べて居たのだけれど、姉貴が介護のために帰国してからは
お袋の話し相手は姉気になってしまい、お袋が亡くなる直前は
余り話をする時間がなくなってしまった。
姉貴が帰国した時に、病院から退院して自宅に戻ったお袋の顔を見に
僕が立ち寄った時に、急にお袋が涙を流して「ありがとう」って僕に言った時に、
何となくお袋は、自分の命がそう長くないのだと悟ったのだなって、
そういうことも書き綴っていた。
週末になると自分の家よりも、お袋のことが気になって実家に行くので
嫁さんから「マザコン」呼ばわりされたりしたこともあった。
お袋の事が大好きで、ずっと甘えて育った僕だから仕方が無い。
お袋に対する思いを、恥も外聞も無く書き綴った日記を、
ひょんなことから読んだ友人から
「お母さんの事を、本当に大好きだったんだね」って言われてちょっと照れ臭かった。
僕の日記を読んで、涙が止まらなくなっちゃった・・・って。
どんな事が書かれていたのか?
改めて自分で観てみると、なんだかしんみりしちゃって・・・・
おかしいよなぁ・・・・
でも、自分の素直な気持ちを書き綴っている貴重な記録です。
少なくとも、それを観て心が動いたり、癒されたりする人が居たのであれば
僕としては嬉しいかな?