『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『サッカーを辞める時は・・・・・』

2013年11月26日 | Weblog

一昨日の日曜日は、試合が中止になったにも関わらず、
前の試合となる第一試合の審判の割り当てがあったので
朝一番で出かけて、審判をやってきた。

我儘なサッカーチームで僕の遊びに付き合って貰っている手前、
僕が審判をやるのは、当たり前だと思っているのだけれど、
日曜日の午前中の早い時間とは言え、審判だけのために
集まってくれる仲間には本当に感謝している。

今日、来てくれた3人はもう20年近く前の主力メンバー。
そういう意味では深いつながりのある連中である。

以前にも書いたことがあると思うけれど、前にもシニアチームが存在した。
そのチームは強かったのだけれど、チームの発足そのものから
我儘で自分たちさえ良ければ良いような考えのチームだった。

たとえば試合。
がんばって1部に昇格したまでは良かったのだが、昇格してからは、
相手が若いうえに強くて勝てなくなって、だんだん来ない人が増えた。
そう云った時には、いわゆる『助っ人』として若手に声をかけて
来てもらい、なんとか人数を揃えて試合をしたことがある。
それなのに『助っ人』に、グラウンド整備や後片付けをさせたり、
挙句の果てには審判をやらせて、自分たちはさっさと帰ってしまったことがあった。

それを僕が咎めたら、幹事から試合の連絡が来なくなった。
それで幹事と口論になり『個人的な恨みでもあるのか?』
と言ったら『そういう部分もある』と言われた。
それで、僕はシニアチームから脱退することにした。

審判をやらされたり、散々な仕打ちを受けていた若手が
たまたま、その現場にいてその一部始終を聞いていた。
その若手というのが、今日来てくれた一人である。

その当時、若手チームも11人集まるのがやっとだったので
40歳になっていたにも関わらず、若手チームのキャプテンが
『それなら、現役復帰して一緒にやりましょう』と言ってくれた。
その後は、いつも同じ11人でサッカーをやれるようになり、
個人レベルでは決して旨くないチームが、チームワークで勝ち続け
優勝してしまったことがある。
その当時は、僕も毎試合のように点を取ったり絡んだり・・・・
自分の記憶の中では、ベストチームだった。

15歳近く年齢が離れているのに、もう一度サッカーの出来る環境に
僕を呼んでくれた仲間。
試合でも決して仲間に文句を言わない、励ましあってカバーし合って…
勝ち負けに関係なく、サッカーをやることが楽しくて仕方がなかった。

そんな仲間が今のシニアチームの主力。
相変わらずチームワークが良く、仲間を思いやる良いチーム。

その当時のメンバーが歳を取っても、年齢相応のサッカーを、
みんなでずっと続けられるように…と、20年も昔の恩義に対して、
感謝の気持ちもあって、若手チームとのバランスを見ながら、
僕がすべて資金を出して作ったのです。

今日、審判に来てくれた3人に、帰る前に話したこと。
『俺がサッカーを辞める時は、あの11人で先発するからな』

コメント
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