『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『お手本』

2014年02月03日 | Weblog
人に『お手本』を見せるって言うのは実に難しい。
仕事では、手取り足取り教えるより、自分の仕事を見せたほうが早い。
普段、口を酸っぱくして言っていること等は、特にそうだ。
僕のような生意気な奴が居れば、そういうところを見せないと
『他人に言っといて、てめぇは出来てねぇジャン!』
なんて事を言われてしまう。

もうひとつは、出来ないことはハッキリと『出来ない』と言うこと。
格好つけて出来るっていってみたり、知ったかぶりは逆に馬鹿にされる。
『仕事が一区切りついたら、3日以内に報告書を作れ』
と、いつも言っている手前、今週は先週末で終わらせた実験の報告書を
さっさと書き上げて若手、とりわけ弟子に見せ付けないと面子が立たない。

ちょっと手こずってはいるけれど、機械系の部署に渡す分は既に渡して、
電気設計の報告書は、7ページくらいのレポートが水曜日には出来るでしょう。

『お手本』と言えば、昨日の試合中に面白いことがあった。
前半に僕がゴールキーパーをやって、味方が2点を奪ったので
後半から僕がフォワードとして交代することになった。

着替えて、灰皿のところで一服しようとしたところ、
O堀がタバコに火をつけようとして、カチカチと一生懸命やっていた。
何度やっても点かないので『貸してみろ』と言って僕が一発点火。
O堀は『さすが!』といつものヨイショ・・・・
そのとき、調子にのった僕の、偉そうな一言。
『サッカーも、何十本もシュートして入らない奴と、一回のチャンスで入れる奴がいるんだよ』

この一言の後、試合で後半に奪った得点を1ゴール1アシスト。
全得点に絡んだ活躍を、O堀に見せ付けて溜飲を下げた。
そのO堀、『さすが、有言実行ですね!』とまたヨイショ・・・
『お手本』を見せた形で、気分良く終わった試合でした。

そして今日は帰りがけにまたひとつ。

駅から帰ってくる途中に、ほとんど車が通らない信号機がある。
そんな信号なので、普段は信号を守る人はほとんどいない。
ところが、今日は違った。
2歳くらいの女の子が母親と一緒に歩いていて、お母さんが
『赤のときは止まろうね』と言い、横断歩道で信号待ち。
手をつないでいた子供も『青になるまで、待ってようね!早く、青になぁれ♪』
って言いながら、信号が変わるのを待っていた。

それが凄く可愛くて、微笑ましかった。
そのときに会社でやった交通安全講習で、交通課の警部が言っていた、
『子供は見ていて真似をしますから、お手本になってください』
と言う言葉を思い出して、僕も一緒に信号待ち。

ところが、気がついたら周りに10人以上、いつも誰も守らない信号待ち。
大人が手本を見せなくてはいけないと思ったのでしょう。

でも、良く考えたら大人が『お手本』を示していたのではなく、
母親に手を引かれた、小さな子供に『お手本』を見せられたのでした(笑)
コメント
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