人に『お手本』を見せるって言うのは実に難しい。
仕事では、手取り足取り教えるより、自分の仕事を見せたほうが早い。
普段、口を酸っぱくして言っていること等は、特にそうだ。
僕のような生意気な奴が居れば、そういうところを見せないと
『他人に言っといて、てめぇは出来てねぇジャン!』
なんて事を言われてしまう。
もうひとつは、出来ないことはハッキリと『出来ない』と言うこと。
格好つけて出来るっていってみたり、知ったかぶりは逆に馬鹿にされる。
『仕事が一区切りついたら、3日以内に報告書を作れ』
と、いつも言っている手前、今週は先週末で終わらせた実験の報告書を
さっさと書き上げて若手、とりわけ弟子に見せ付けないと面子が立たない。
ちょっと手こずってはいるけれど、機械系の部署に渡す分は既に渡して、
電気設計の報告書は、7ページくらいのレポートが水曜日には出来るでしょう。
『お手本』と言えば、昨日の試合中に面白いことがあった。
前半に僕がゴールキーパーをやって、味方が2点を奪ったので
後半から僕がフォワードとして交代することになった。
着替えて、灰皿のところで一服しようとしたところ、
O堀がタバコに火をつけようとして、カチカチと一生懸命やっていた。
何度やっても点かないので『貸してみろ』と言って僕が一発点火。
O堀は『さすが!』といつものヨイショ・・・・
そのとき、調子にのった僕の、偉そうな一言。
『サッカーも、何十本もシュートして入らない奴と、一回のチャンスで入れる奴がいるんだよ』
この一言の後、試合で後半に奪った得点を1ゴール1アシスト。
全得点に絡んだ活躍を、O堀に見せ付けて溜飲を下げた。
そのO堀、『さすが、有言実行ですね!』とまたヨイショ・・・
『お手本』を見せた形で、気分良く終わった試合でした。
そして今日は帰りがけにまたひとつ。
駅から帰ってくる途中に、ほとんど車が通らない信号機がある。
そんな信号なので、普段は信号を守る人はほとんどいない。
ところが、今日は違った。
2歳くらいの女の子が母親と一緒に歩いていて、お母さんが
『赤のときは止まろうね』と言い、横断歩道で信号待ち。
手をつないでいた子供も『青になるまで、待ってようね!早く、青になぁれ♪』
って言いながら、信号が変わるのを待っていた。
それが凄く可愛くて、微笑ましかった。
そのときに会社でやった交通安全講習で、交通課の警部が言っていた、
『子供は見ていて真似をしますから、お手本になってください』
と言う言葉を思い出して、僕も一緒に信号待ち。
ところが、気がついたら周りに10人以上、いつも誰も守らない信号待ち。
大人が手本を見せなくてはいけないと思ったのでしょう。
でも、良く考えたら大人が『お手本』を示していたのではなく、
母親に手を引かれた、小さな子供に『お手本』を見せられたのでした(笑)
仕事では、手取り足取り教えるより、自分の仕事を見せたほうが早い。
普段、口を酸っぱくして言っていること等は、特にそうだ。
僕のような生意気な奴が居れば、そういうところを見せないと
『他人に言っといて、てめぇは出来てねぇジャン!』
なんて事を言われてしまう。
もうひとつは、出来ないことはハッキリと『出来ない』と言うこと。
格好つけて出来るっていってみたり、知ったかぶりは逆に馬鹿にされる。
『仕事が一区切りついたら、3日以内に報告書を作れ』
と、いつも言っている手前、今週は先週末で終わらせた実験の報告書を
さっさと書き上げて若手、とりわけ弟子に見せ付けないと面子が立たない。
ちょっと手こずってはいるけれど、機械系の部署に渡す分は既に渡して、
電気設計の報告書は、7ページくらいのレポートが水曜日には出来るでしょう。
『お手本』と言えば、昨日の試合中に面白いことがあった。
前半に僕がゴールキーパーをやって、味方が2点を奪ったので
後半から僕がフォワードとして交代することになった。
着替えて、灰皿のところで一服しようとしたところ、
O堀がタバコに火をつけようとして、カチカチと一生懸命やっていた。
何度やっても点かないので『貸してみろ』と言って僕が一発点火。
O堀は『さすが!』といつものヨイショ・・・・
そのとき、調子にのった僕の、偉そうな一言。
『サッカーも、何十本もシュートして入らない奴と、一回のチャンスで入れる奴がいるんだよ』
この一言の後、試合で後半に奪った得点を1ゴール1アシスト。
全得点に絡んだ活躍を、O堀に見せ付けて溜飲を下げた。
そのO堀、『さすが、有言実行ですね!』とまたヨイショ・・・
『お手本』を見せた形で、気分良く終わった試合でした。
そして今日は帰りがけにまたひとつ。
駅から帰ってくる途中に、ほとんど車が通らない信号機がある。
そんな信号なので、普段は信号を守る人はほとんどいない。
ところが、今日は違った。
2歳くらいの女の子が母親と一緒に歩いていて、お母さんが
『赤のときは止まろうね』と言い、横断歩道で信号待ち。
手をつないでいた子供も『青になるまで、待ってようね!早く、青になぁれ♪』
って言いながら、信号が変わるのを待っていた。
それが凄く可愛くて、微笑ましかった。
そのときに会社でやった交通安全講習で、交通課の警部が言っていた、
『子供は見ていて真似をしますから、お手本になってください』
と言う言葉を思い出して、僕も一緒に信号待ち。
ところが、気がついたら周りに10人以上、いつも誰も守らない信号待ち。
大人が手本を見せなくてはいけないと思ったのでしょう。
でも、良く考えたら大人が『お手本』を示していたのではなく、
母親に手を引かれた、小さな子供に『お手本』を見せられたのでした(笑)