『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『天声人語』から

2014年02月04日 | Weblog

今日は節分。
朝から小雨がチラついて、昼過ぎには雪に変わった。
夕方には止んだが、うっすらと積雪があって、寒さも真冬に逆戻り。
先週末は3月下旬の陽気だったのに、気温の差が激しく年寄りには厳しい気候ですね。

社内にインフルエンザの罹患者が出て、これで同じフロアから2人目。
去年は丁度今頃、B型インフルエンザに感染して1週間休んだし、
その前は11月に新型インフルエンザでやはり1週間会社を休んだ事があるので
今年は早いうちから通勤電車の中や、社内でもマスクをして、
何とかここまで罹患しないで過ごせている。

今朝の朝日新聞の『天声人語』
『雑』という文字に関する不思議な味わいについて書いてあり、
武蔵野の雑木林を歩いて、葉を落とした木を見てこんな事が書いてあった。

「木々が秋に葉を落とす営みを、「徒然草」の兼好法師はこう観察した。
葉が落ちてから新しい葉が芽ぐむのではない。
新たに兆(きざ)してくる生命力によって秋の葉は落ちるのだ」。

この言葉、以前にも似たような事を何処かで読んだ事がある。
新しい葉が芽吹いてきたら、古い葉は落ちて場所を譲る。
落ちた葉は、やがて腐敗し地中に居る昆虫や微生物によって分解され
木の養分になる。そうやって新しい命へとつながる・・・・と言ったような一節かな?

自分が定年を迎える前に、若手を育て、芽が出てきたところで
自分のやってきた仕事を託す。
あとは見守って、いざという時にアドバイスする程度にして、
いつまでも居座らないことを心がけて、ずっと仕事をしてきた。

若手が力をつけて来るのは、見ていて嬉しいものです。
子供を育てるのに似てるかな?
子供は小さい時が一番可愛い。
なんでもしてやりたいと思うのが親心。

そんな子供も成長すれば、親の言う事など聞かなくなる。
聞かないというより、言われた通りにはやらなくなるというのが正しいかな?
僕の子供がまさにその時期。
上の子は成人し、下の子もこの春に高校を卒業して、
好きな事をやるために専門学校へ通うそうだ。

正月に子供達と一緒に、酒を飲んだ時に
『いつの間にか大きくなっていた』と感じたのだけれど、なんか嬉しかった。
今はまだ、親の加護の下で生活しているが、それもあと数年でしょう。

会社の若手も、同じ。
対等に議論できるくらいになってくれたら嬉しい。
そんな事を思いながら、会社で暇な時間を過ごしている。

コメント
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