『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

桃の木

2014年02月24日 | Weblog

帰りがけに、お菓子屋さんの店頭にに『雛あられ』が並んでいて
もう3月なんだ・・・・・って、ふと思った。
お袋が生きていた頃は、毎年のように子供達に高級雛あられを買ってくれて、
一人住まいだったお袋は、テレビの上に小さなお雛様を飾っていた。

今、僕は一人住まいなのでお雛様を飾る事はないのだけれど、
実はお袋の7段飾りと、姉貴の7段飾りが僕の秘密基地に有って、
捨てるにも捨てられず、ロフトの奥にある納戸の一角を占領してしまってある。

今はマンション住まいが多くなったうえに、一軒家も床の間のある応接間や
仏壇を置くためのスペースがある仏間なんてものは殆どの家で存在しない。
女の子が居る家庭でも、雛祭りの人形の飾り方は様変わりしているようです。
我が家も御多聞に漏れず、お雛様はリビングにお内裏様を置く程度。

この季節になると、かつては毎年うきうきしていた。
と言うのも、実家には「桃」の木があって、毎年今頃になると
蕾を膨らませて、花も3部程度の花が咲き始めていた。

梅、桃、桜と実家には木が植わっていたのだけれど、それぞれ個性があって
梅は『貴婦人』、桜は『美人』といった感じなのに対し、桃は『おちゃめ』
と言うのが僕の印象だった。

花言葉を調べてみると
梅:「高潔」「上品」「忍耐」「忠実」「独立」「厳しい美しさ」「あでやかさ」
「気品」
桃: 「天下無敵」「チャーミング」「私はあなたのとりこ」
  「愛嬌」
桜:「優れた美人」「純潔」「精神美」「淡泊」
(シダレザクラ)「優美」
(ヤマザクラ) 「あなたにほほえむ」

と、僕の持っていた花に対する印象もあながち外れてないなって・・・・

桃の木は、水の吸い上げがよく、枝を切って花瓶に入れても、
花の蕾が開いて、可愛い花を咲かせる。
ちょっと触ると、首から花が落ちてしまうところはやんちゃな感じ。
色も、濃い目のピンクで本当にお茶目で、可愛い花です。

日本人は桜の散り方が好きみたいだけれど、桃好きの僕からすれば
桃を部屋に飾った時の華やかさを知って欲しいなって思う。

しかし、その梅、桃、桜は今は秘密基地のアパートを建てるときに、
実家を解体した際に、うっかり切ってしまい今は跡形もありません。
近所の人から『毎年、花が咲くのを楽しみにしていたのに』
と、残念がられたのでした。

また、桃の木でも敷地の一角に植えようかな?と思う、今日この頃です。

コメント
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