帰国後に、まとめてアップです。
4日目の夜は山歩きして疲れたにも関わらず、よく眠れず
夜中に一服しにベランダへ出たら、マッターホルンの稜線に
タイマツが炊かれて、明け方まで灯っていた。事故でも遭ったのかなぁ?
そして今日は、移動日で殆ど列車とバスの中。
朝一番の氷河特急に乗って、アンデルマットまで移動。
実は、この区間は大した場所を走らない、ただ乗ったというだけの話。
アンデルマットで昼食になったのだけれど、ここの料理がひどかった。
最初に出て来たポタージュが、とにかく塩っぱい。
その後は、まるで『焼き鳥のタレ味の焼き豚』。
パサパサの上に、これも塩っぱい。付け合わせのパスタもイマイチ。
最後に出て来たスイーツも、まるで菓子パンの『チョココルネ』の中に入っている
チョコバタークリームで、パンに乗せて食べたら丁度いいような代物。
まあ、ツアーなので、こんな事も有るんでしょうね。
そこから、バスに乗って移動…
の筈だったのだけれど、この運転士が怪しかった。
『サム』という、この運転士はどうやらヨーデルのチャンピオンらしく、
街ですれ違う人も皆、彼の事を知っているようで声をかけてくる。
そんなわけで、昼食の時に、サービスで唄って聞かせてくれたのだけれど、
ハッキリ言って、何曲もやられると鬱陶しい。
昼食後にバスへ戻ると、CDやらDVDがバスの入口に並べてあり、何だか商売っ気タップリ。
移動中のバスの中はお察しの通り、ずーとヨーデルが流れている。
ツアーの一行も、これには苦笑い。
それでも、このサムさん。
時間の許す限り、トイレ休憩を取りながら、普通の運転士なら行かない
景色の良い所を、数箇所回ってくれて思いがけない観光になりました。
途中で、野生のマーモットが現れ、すぐ近くまで来たり・・・・なかなかの観光でした。
そうなると、鬱陶しかったうたも神の声に・・・・・
途中で、ホルンを吹いてくれたり、とにかくサービス満点でした。
傑作なのは、行く途中で『おじいさんの家』とか『両親の家』と言って
紹介してくれたんだけど、僕はてっきりアルプスの少女に出てくる
おじいさんたちの家かと思ったら、サムさんのおじいさん、両親の家だった。
当然、弟の家やお兄さんの家の前も通過・・・・・
アンデルマットに知り合いが多いので、てっきりそこに住んでるのかと思ったら
グリンデルワルドの麓にあるインターラーケンに住んでいるとか・・・・・
よく判りませんが、どうやらこの人は大金持ちの家に育ったみたいでした。
途中で立ち寄った木彫りで有名なショップで、カスタムメイドの
スイス製ナイフを購入。名前入りで39スイスフランだから、激安でした。
夕方、グリンデルワルドに到着。
ホテルの前はアイガーの北壁。圧巻の景色でした。
ちょうど夕日が差して、いい写真が取れました。