『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

スイス旅行後記(その3:大人の国)

2014年09月24日 | Weblog

さて今回、スイスに行って感じたことは、人が優しいと言うこと。
間違いなく日本人も、それに負けないくらい親切で優しいと思っているけれど、
スイスに居るとスイスと言う国全体が優しいと感じてなりませんでした。
多分、観光程度じゃ判らないものなのかも知れませんね。
ただ、逆に短期間だからこそ感じる『勘』のような部分もあるはず。

僕は単独行動した時に、判らない事があるとドイツ語圏なのに、
お得意のいんちき英語で、スイス人に色々と尋ねたけど、言葉が通じなくても何とかなった。
そんな時にツアーだけでは感じられなかった、スイス人の優しさを感じました。

電車に乗る時の駅員、切符売り場の駅員、ホーム係の駅員。
駅員は乗客に対して、いつも丁寧で優しい対応をしてくれる。
観光客が多いからなのかも知れないけれど、僕のようないんちき英語を喋る輩にも、
きちんと対応してくれる。

ショップや、飲食店でもそうだったかな?
商売っ気はあるんだろうけれど、あまりガツガツしていない。
店員が気にしているのは、盗みとかだけでしょう。
どこでも店の中はゆっくりと見せてくれる。店員は、お客が呼ばない限り殆ど来ない。
煩わしさがなく、ゆっくり品物を見られるから、逆に買おうと言う気になる。
実際、僕の場合は買う気なんか全くなかった小銭入れと、スイス製ナイフを買ってしまった。

ツアーに参加して居た人達も同じように感じたらしく
『大阪のバーゲンセールに居るようなおばちゃんは居ないね』と話したほど。
6年後に東京オリンピックが開催される時に、日本人が『おもてなし』をする際に
商売っ気丸出しの『おもてなし』は止めて欲しいなと思いました。
お金を払いたくなる商売って、凄く大事だなって思いました。

それと、スイス人からは『ズルさ』とか『傲慢さ』を感じなかった。
これは『傲慢さ』が何処かに見え隠れする、誇り高いイギリスとはちょっと違ったところかも?
もうひとつ、一人歩き出来ないような『怖さ』を感じる場所も無かった。
チューリッヒで夜遅く、くらい街中を歩いた時でもです。

人に優しく寛容。
色々な意味で、スイスと云う国は『大人の国』だなと痛感しました。

コメント
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