グランドスラムの一つ『全米オープン』で、錦織圭が日本人として初めて、
決勝まで進出して、準優勝を飾った。
戦前の予想では、錦織有利・・・・・だったが、蓋をあけてみれば3-0の完敗。
連戦での疲れもあるだろうけれど、ちょっと勿体ない感じがした。
快挙には違いないが、日本人はやっぱりメンタルの部分で弱い・・・・・。
そう感じたかな?
決勝で負ける悔しさは、そう云う状況を経験した者にしか判らない。
決勝まで進んだ錦織は優勝カップに手が届く所まで進んでいた。
実力的には五分の対戦相手だっと思う。
明暗を分けたのはやっぱり、勝負にこだわる気持ちの強さや、
自分の実力を発揮できるメンタルの部分だった気がする。
メンタルと言えば、今や他人の事を言える立場じゃない。
仕事を干され、デスクに居ても無視されている。
僕の得意とする分野の仕事を、何も知らない素人が集まって
目の前で相談しながらやっている。
サッカーでボールをキープして、相手にサッカーをさせないのに似ているかな?
ボールを渡さなければ、相手はどんな事をしても点は奪えない。
そう云う時に、イライラして反則をすれば相手の思う壺になる。
そう云う試合では、メンタルの強さが物を言う。
一瞬のチャンスに集中して、ボールを奪ったら確実にゴールを奪う。
そうなると、形勢は逆転する。
サッカーは、そういう事があるから面白いのだ。
でも、仕事ではどうにも打開策が見つからない。
ただ、イライラする時間を過ごすだけ・・・・・
それでも、心が折れないように、チャンスが来たときの為に色々準備してきた。
それでも、そう云った事にも限度がある。
大雨で増水した川の堤防が、ギリギリまで持ちこたえている感じ。
ちょっとした事で、亀裂が入ったら一気に壊れて崩壊しそう。
今朝、仲が良い奴にロッカーで『精神科を薦められちゃったよ』
と話をしたら
『だって、どう見たって鬱気味だよ』と言われた。
そう云う面を出さないように、空元気を出しているんだけど、
良く知っている奴が見ると、やっぱりそう云う事はごまかせないのかな?
そう言えば、劇団の音楽を担当されていた大塚彩子先生のブログに
『頑張らないこと』という記事があったなぁ・・・・
頑張れない時があっても良い。むしろ頑張らない方が良い・・・・・
心って、凄くもろい。
固いものほどわれやすいのと同じかな?
しなやかに、ノラリクラリと心の持ち方を変えたら楽になるのかも?