ついこの間まで、猛暑が続いていた気がするけれど、先週の半ばあたりから
雨と曇天で気温がぐっと下がって、過ごしやすくなった。
とは言え、なんだか寂しい気もするのは、人間の我儘なのでしょう。
今週末からいよいよ待望のスイス旅行。
着るものをどうしようか?悩むところです。
かつて、着るもので失敗した旅行が2度。
一つは8月に出かけた札幌。
月曜日の朝から仕事なので、日曜日のうちに移動してと思ったのだけれど
その日曜日は都内でサッカーの試合があった。
その日は杉並区の公園内にあるグラウンドでの試合。
8月の都内の気温はカンカン照りで、35度以上有ったかな?
オマケに日陰の無い泥のグラウンド。物凄い暑さだった。
試合が終わったら、チームメイトにユニフォームを自宅まで届けて貰って、
僕は羽田空港まで直接行ったんだけれど、飛行機のフライト時間直前に到着。
普通なら、諦めないといけない便だったけど、カウンターで拝み倒して
飛行機に乗せて貰った。
荷物を抱えて、グランドパーサーと通路を全力疾走。
僕の為に、飛行機の出発時間が10分ほど遅れた見たいだったけど、何とか乗れた。
機内に入ると、乗客の視線が僕に集中する。
『なんだ、こいつ・・・・』って言う感じだった。
それでも、僕は気にする事無く新千歳空港まで機内で爆睡・・・・
新千歳からJRと、札幌市内の地下鉄を乗り継いでホテルへ向かった。
地下鉄の駅を出たところで、物凄い肌寒さでびっくり。
なんせ都内は35度なので、アロハシャツを着て行ったのだけれど、
新千歳からずっと、僕の服装が浮いている気がしていたのは、実際に浮いていたのです。
ホテルのフロントで『どうしてそんな恰好でいらっしゃったのですか?』
と訊かれて『東京は35度もあったんです』と答えたら、
『札幌は、8月から秋です』と言われ、結局その日の夕方に上着を買う羽目になった。
2度目はイギリス出張。
そんな過去があるので、10月上旬に出発して11月末まで滞在する予定だったので
冬服を目一杯持って行った。
ところが、今度は思ったほど寒くない。
緯度的には札幌より北なので、さぞかし寒いだろうと思ったのに・・・・・
オックスフォードでは、11月だと言うのに半袖で過ごした。
とはいえ、大学の先生や現地のエンジニアからは
『寒くないのか?』と訊かれる。
良く見ると、街を歩く人はコートを着てマフラーをしてる。
僕は半袖の上に、仕事が終わるとビーチサンダルで外出するものだから
すれ違う人には、変態を見るような奇異な目で見られた。
(いま思うと実際に変態だった)
結局、冬物のオーバーコートやセーターは嵩張っただけで一回も使わず、
帰りの荷物で邪魔になるので、捨てて帰ろうかと思ったほど・・・・
何とかスーツケースに詰め込んで帰って来たけど、とにかく無駄な荷物だった。
さて、今回は高地のスイス。
内陸なのでどんな天気なのだろうか?
毎日、スイスの気温や長期予報をチェックして居るけれど、また外しそう・・・・
暑ければ脱げるけれど、寒い時に着るものが無いとどうしようもない。
ましてや富士山より高い所へも行くのだから、夏でも寒いはず。
取り敢えず、寒さ対策は必要でしょう。
向こうで衣類を買うのだけは避けたいものです。