昨日は三鷹の自宅へ行っても、嫁さんは仕事で居ないし、子供たちも居ない。
子供たちや、嫁さんへのお土産は帰国した日に渡したので特に用事は無い。
そんな訳で、何処へも出かける事無く、独りで旅行の後片付け。
夕方6時から、組合の同期だった現執行委員長が、上部団体である
JAM東京・千葉の執行委員長に就任した為、その激励会に顔を出す事になっていた。
そのついでに、組合から借りたスーツケースを返す為に空っぽにする必要があったのです。
今回の旅行はスーツケースに悩まされました。
と言うのも、借りたスーツケースが去年購入したにも関わらず、
キーが無くなって居てカギがかからない。
それに気がついたのは、荷物をスーツケースに詰め終えた出発直前。
アメリカじゃないから、盗難は少ないだろうという事で、着替え以外の貴重品は
全部リュックの中に入れて出かける事にした。
それでもロックが上手くかからず、ガタガタと音がする。
仕方が無く、カギ付きのベルトで締めあげて何とか収まったんだけれど、
それでもバスや飛行機の荷台に入れて運ぶと、必ずロックが外れて
スーツケースが開いてしまい、1cmほどの隙間が出来ていた。
だからベルトの長さをギリギリにして、ロックが外れても隙間が出来ないように
移動の前の日は『コン畜生』と言いながら、ベルトでスーツケースの蓋を押さえた。
そもそも、借りる時にそう云った確認をしないで来た自分が悪い。
とは言え、借りものを大事に扱わない人が居る事に腹が立った。
カギが無くなれば、新しいものと交換しなければならない。
そうなると新品を買った方が安かったり・・・・・
皆で使うものこそ、大事に使わないといけないのに。
こう云った事は、日常の生活や会社のオフィスでも散見する。
コピー機や文房具など、共同で使用するものを使っても使いっ放しで、次に使う人の事を考えない。
トイレで使うトイレットペーパーが自分の時に無くなったら、
交換して出る人と、そのまま出て行ってしまう人が居るように
後の人の事を考えない人間が、思いの外多いのですよ。
これって企業風土なのかも知れないなっていつも思う。
食堂で食べ終わったら、自分の居た席のテーブルを拭いて帰るとか、
サッカーの試合の後は、次に使う人の為にトンボがけをして帰るとか。
そう云うのは日本人の美徳だと思っていたのだが・・・・・
最近は家庭ごみをコンビニのゴミ箱へ捨てたり、
ゴミの収集日以外にゴミを出したりする人が多くなっているのも、
成田で見た大きな隣国の人達と、たいして変わらない、
『公共のマナー』を心得ていない、そう云った類の人でしょう。
でも、よく考えたら日本人は『自分の目の前から消す』
という事が掃除だと考えるって言う説もある。
昔の家は、トイレに掃き出し用の小窓が有ったり、
部屋のゴミを縁側から庭に掃き出したり・・・・
原発の高濃度放射性物質を不法投棄したり、ゴミを所構わず捨てる人は
そういう昔の日本人の習性を引き継いでるのかも?
まぁ、次回は借り物じゃなく自前のスーツケースにした方が良さそうです。
次の海外旅行はいつ行くか?解りませんが・・・・・