最近、前を見ないで歩く人が多くなりましたね。
その殆どがスマホを眺めながら歩いている人。
子供の頃、危ないから本を読みながら歩くな!
と親にきつく言われて育った僕には、異様な光景に見える。
階段で足を踏み外したり、転んだり、挙句の果てにはホームから転落。
いい大人がこんな姿を見せて恥ずかしいと思わないのかな?
でも、これってスマホに限った事じゃない。
世の中で『前を見ない』人生を送っている人がいかに多いか・・・・
チャレンジしない、前を見ていない若者があまりにも多い。
そうじゃない若者の方が多いとは思うけれどね。
この間、東芝を退社した人が応募してきた。
なんでも、東芝でファックスなどの小物を設計していて、
管理職をやっていたらしいのだけれど・・・・
僕は面接等には関わらないけれど、話を聞いて来ないなと思った。
50代半ばで東芝をリストラで退社したと思われる御仁。
エグゼクティブコースみたいな転職サイトからの応募だったけど
所詮は今までの経験を活かすというより、今まで通りの仕事を
他の会社に行ってやろうとしている連中。
元部長は『部長待遇』を期待して応募してくる。
こっちはそんな人材は求めていない。
初めての業界だったら、新人として謙虚な態度でないとね。
僕はこう見えても、今の仕事では教えてもらう立場。
もちろん、設計に関しては僕の経験が生かされているけれど
そんなものは、ちょっと教えれば誰にでもできるレベル。
前をしっかり見据えて、自分に何が出来るのか?
何をしたら自分の能力を生かすことが出来るのか?
そんな事をいつも考えて生きてきた。
それは今でも同じです。
ただ、僕の『仕事』に対するスタンスはもう以前とは違っている。
そもそもこれから先の自分人生において『仕事』は終わっている。
これからは自分のペースで、自分のやりたいことをやる。
だから今の仕事も、やってあと1年でしょう。
ただ、その中でやりたい事が出てきたら話は別ですけどね。
スマホを持って、手元しか見ていないような人生はつまらない。
『ながらスマホ』なんて変な言葉が蔓延っているけれど、
子供たちに、前を見て生きて行く姿を見せなくては・・・・
そう思うのであります。