今年の1月に定年退職して、早くも半年が過ぎました。
昨日の九重親方(元横綱千代の富士)の訃報。
何だかこの先の自分の人生の事を考えちゃいました。
なんせ、千代の富士は同学年のいわゆる同い年。
僕は平凡なおじさんだけれど、同世代には千代の富士の他に
プロ野球の江川卓、芸能人では郷ひろみ、所ジョージ、明石家さんま、
竹内まりや、西城秀樹、ラサール石井、春風亭小朝、ブルース・ウィリス、
上沼恵美子、松山千春・・・・と実力、実績を伴った個性的な人が多い。
その中でも千代の富士は、特別な存在だった。
そんな中に千代の富士の訃報。
奇しくも、4日ほど前に書いた日記、『諦められないこと』がますます頭に広がる。
定年退職しても、縁があって新しい会社に誘われた。
仕事が有る上に、好きな時間に行けばいいと言うのは、
本当に我儘で有り難いのだけれど、自分が描いていた定年後とは大きく違う。
一番悩んでいるのは『自分のやりたい事』を出来ないこと。
まずは旅行に行きたかった。海外はもとより、東北などの被災地や
今まで行った事のない四国や山陰などの国内も行ってみたい。
仕事をすると、そういた時間も制約されるからね。
芝居は時期が来れば、また稽古が始まるので時間の調整だけ。
今は音楽をまたやりたいと言う気持ちが強いかな?
毎日のように練習が出来る時間を手にしたにも拘らず、
仕事を始めてしまうと、通勤だけで疲れてしまいなかなかギターも弾けない。
相方もやる気がないみたいだから、バンド活動は無理かもしれない。
それでも、長い時間をかけて作った自分の音楽をまとめたい。
サッカーも、もっとレベルの高いところで勝負したいし・・・・。
一番頭から離れないのが『珈琲屋』。
叔父の元気なうちに珈琲の事をもっと教わっておきたい。
ノンビリと珈琲を焙煎して、そのコーヒーを飲ませる小さな店を持ちたい。
多分、儲けるなんて事は無理でしょうけれど・・・・
全てをやるのは不可能かも知れないけれど、人生の残り時間はどれくらい?
なんてことを千代の富士の訃報を聞いて思ってしまった。
まずはオヤジの亡くなった年齢の63歳まで。
あと2年半は、毎日を頑張らないとね。
いつ人生が終わるか判らないんだから・・・・