明日までいわゆるお盆休暇。
前の会社は7月の最終土曜日から9連休というのが定番だった。
『何とかして休暇を確保する』という労働組合の努力があって、
工数確保を主張する経営と折衝して休暇の取り決めを行う。
そんな組合の取り組みなんか社員はあまり知らず、
黄金週間や、夏季休暇、年末休暇が長期連休なのが当たり前みたいに思っている。
一方、今の会社は、5連休にするため『海の日』の祝日は出勤。
世間一般からすると、こちらの方がスタンダードなのかも知れません。
でも、日本人って働くのが好きなのか?
長期連休を実施すると、凄いだろう・・・みたいな風潮があって、
マスコミもそれを助長するようなニュースを流す。
欧米の休暇に対する感覚とは、まだまだ差がありますね。
会社を変わって、一番感じるのが『働き方』と『働かせ方』の感覚の違い。
前の会社で感じたことは経営側の持つ『働いて頂いている』という感じ。
組合が労働者の権利などをきっちりと守る代わりに、働く側の意識を高めて
経営との約束をきっちり守るという、労使関係にあった気がします。
赤い旗の労働組合の様に、権利ばかり主張するのとは大違いでした。
今の会社は山梨の田舎の文化が漂っている。
まずは経営が『働かせてやってる』という感じ。
働く側も、休暇を取るのはいけない事のように考えているし、
収入を上げたいがために残業をして、金を稼ぐ。
これって、実は悪循環なんですよね。
同じ給料を払うなら、効率よく働いて時間単価を上げさせないといけないのに・・・・
まぁ、そうは言っても世間では今の会社のような方が一般的なんでしょう。
休日に自分の好きなことをやるために働くのではなく、
会社の仕事のために、自分のスケジュールや時間を合わせてしまう。
人間関係を除けば、いろんな意味で、前の会社は素晴らしい会社だったと思います。
とは言え、僕の場合は決められている時間には行かない我儘三昧の仕事ぶり。
いつか『来なくてよろしい』と言われるんじゃないかな?
僕の場合は、定年まで『他人が決めた時間』に合せて生活してきた。
定年後は、自分のペースで働けないなら働く気はない。
それでなくても、大好きなサッカーが出来なくて悩んで居るんだから・・・・(笑)
そんなわけで、休暇だというのに今日も『前の会社』に行って、
サッカーのミニゲームに加わって帰ってきた。
5日間の休暇は、土曜日にナイターをやって、今週は月曜から
たった30分のゲームのために、一日の生活を送っています。
今日は台風で雨かなと思ったけど、何とか雨には遭わずに済んだ。
明日も台風一過で、たぶん大丈夫でしょう。
むしろ猛暑が戻ってきそうで、そっちの方が心配。
休暇、休日は出来る限りサッカー。
人生は楽しまなくちゃいけません。