去年は『敬老の日』のイベントとして開催したイベント。
きっかけは劇団公演の話の中で、婆さん二人組が結婚するシーン。
大船渡の防災センターへおもちゃを届けるついでに、
いつも訪問する復興アパートのお婆ちゃん達に、
芝居の中で婆姉妹がウェディングドレスを着ているシーンの写真を見せたら、
『いいねぇ、こんな格好、1回してみたいねぇ・・・・』
とつぶやいたのが、頭にこびりついて
『敬老の日にそんなイベントを開けたらいいなぁ・・・・』
そう思って、取りあえず大船渡の防災センターの会場だけ押さえて貰った。
この時までにウェディングドレスが揃わなかったら、止めるつもりだった。
8月下旬になっても、ドレスは揃わず諦めようかと思っていたある朝、
夢にブライダルビレッジの女社長が現れて目が覚めた。
身近に、ウェディングドレスを死ぬほど持っている人が居たのでした。
駄目で元々・・・・、朝のうちに社長に連絡して、事の事情を伝えたら
『人の喜ぶ事、笑顔を見る事が私の仕事』
と、社長が二つ返事でドレスを無償で貸してくれる事になって、
『敬老の日』のイベントとして、開催する事が出来たというわけ。
ところがそういう事を必ずしも快く受け入れる人ばかりじゃない。
ちょっとした妨害に遭ったりで、もう大船渡へ行くのは止めようと思っていたのだが
防災センターの方から『出来れば開催して欲しい』と言われて、考え直した。
お年寄りだけじゃなく、成人女性にターゲットを広げた。
被災して写真や、思い出の品物を全て失った人とか、
生きて行くのに精いっぱいで、結婚式なんて挙げる余裕がなかった人とか、
そういう人たちが形だけでもドレスを着て楽しんでくれたらな・・・・なんて思った。
今日はどんな人が来るのか?楽しみです。
昨年はお婆ちゃんが半分、その他は親子連れだったり、若い人が半分。
今年は家族の思い出になるような写真を取れたらと思う。
幸い、午前中に10組の参加者が来た。
昼は『神菜月』でランチ。ご飯が滅茶苦茶美味しかった。
午後の部は12名。
震災で写真を全て失った家族
震災で結婚式どころじゃなかった若い夫婦。
大槌から来ていて参加した若い夫婦。
若い頃に着られなかったドレスを初めて来たご婦人。
親子3人で並んで取った家族
お母さんのドレス姿を見て嬉しそうな子供たち。
皆、いい顔していました。
来年もやって欲しいという言葉を貰ったので考えなくちゃ!
少しずつ輪が広がって、楽しいイベントが根付くといいですね。
主催した我々も幸せな気分になって、東京へ帰ってきました。
ドレスを貸し出してくれた山梨の『ブライダルビレッジ・ティンカーベル』の社長に
心から感謝申し上げます。
きっかけは劇団公演の話の中で、婆さん二人組が結婚するシーン。
大船渡の防災センターへおもちゃを届けるついでに、
いつも訪問する復興アパートのお婆ちゃん達に、
芝居の中で婆姉妹がウェディングドレスを着ているシーンの写真を見せたら、
『いいねぇ、こんな格好、1回してみたいねぇ・・・・』
とつぶやいたのが、頭にこびりついて
『敬老の日にそんなイベントを開けたらいいなぁ・・・・』
そう思って、取りあえず大船渡の防災センターの会場だけ押さえて貰った。
この時までにウェディングドレスが揃わなかったら、止めるつもりだった。
8月下旬になっても、ドレスは揃わず諦めようかと思っていたある朝、
夢にブライダルビレッジの女社長が現れて目が覚めた。
身近に、ウェディングドレスを死ぬほど持っている人が居たのでした。
駄目で元々・・・・、朝のうちに社長に連絡して、事の事情を伝えたら
『人の喜ぶ事、笑顔を見る事が私の仕事』
と、社長が二つ返事でドレスを無償で貸してくれる事になって、
『敬老の日』のイベントとして、開催する事が出来たというわけ。
ところがそういう事を必ずしも快く受け入れる人ばかりじゃない。
ちょっとした妨害に遭ったりで、もう大船渡へ行くのは止めようと思っていたのだが
防災センターの方から『出来れば開催して欲しい』と言われて、考え直した。
お年寄りだけじゃなく、成人女性にターゲットを広げた。
被災して写真や、思い出の品物を全て失った人とか、
生きて行くのに精いっぱいで、結婚式なんて挙げる余裕がなかった人とか、
そういう人たちが形だけでもドレスを着て楽しんでくれたらな・・・・なんて思った。
今日はどんな人が来るのか?楽しみです。
昨年はお婆ちゃんが半分、その他は親子連れだったり、若い人が半分。
今年は家族の思い出になるような写真を取れたらと思う。
幸い、午前中に10組の参加者が来た。
昼は『神菜月』でランチ。ご飯が滅茶苦茶美味しかった。
午後の部は12名。
震災で写真を全て失った家族
震災で結婚式どころじゃなかった若い夫婦。
大槌から来ていて参加した若い夫婦。
若い頃に着られなかったドレスを初めて来たご婦人。
親子3人で並んで取った家族
お母さんのドレス姿を見て嬉しそうな子供たち。
皆、いい顔していました。
来年もやって欲しいという言葉を貰ったので考えなくちゃ!
少しずつ輪が広がって、楽しいイベントが根付くといいですね。
主催した我々も幸せな気分になって、東京へ帰ってきました。
ドレスを貸し出してくれた山梨の『ブライダルビレッジ・ティンカーベル』の社長に
心から感謝申し上げます。