『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

簡単じゃないから面白い

2019年09月30日 | 定年退職後の人生
昨日、甲府から紅茶を貰って帰って来た。
この紅茶、北にシンハラジャの高地があり、南から吹く海風がシンハラジャの山にぶつかって
海のミネラルを含んだ風が吹き降ろして来る、南部のモロワカ地区の茶葉。

スリランカの紅茶といえば、高地のヌワラエリヤが有名だが、
この地区は周り一帯がシンハラジャ森林保護区で、手つかずの自然。
山から流れる水に良質のミネラルを含んでいるため、ここで栽培される茶葉は、
栄養たっぷりの茶葉ができるという。
まさにオーガニックに最適な場所で栽培された茶葉という触れ込み。

帰宅してから、貰ってきたサンプルの紅茶を淹れてみた。
ハーブティーの香りは、シソの葉のような、ちょっと変わった香りのする紅茶。
それで、色々と紅茶の淹れ方を変えて、風味の違いを比較してみた。

イギリスで飲んだ紅茶が美味しくて、日本に帰ってきて硬水で淹れたら、美味しかった・・・・
そう、昨日のブログに書いたばかりだけれど、これは思い込みだった。
実際にもう一度やってみると、何と水道水の方が味がまろやかなのです。

それで紅茶に関する事を調べてみたら、紅茶は硬水より軟水の方が相性がいいらしい。
自分の経験に自信が持てなくなり、また淹れ方の研究。

水には主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれていて、
水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といい、
簡単にいうと、カルシウムとマグネシウムが比較的多く含まれる水が硬水になります。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が120mg/l以下を「軟水」、120mg/l以上を「硬水」と定義している。

東京の水道水の硬度は60mg/l前後で軟水に、エビアンの硬度は304mg/lなので硬水。
一般的には、硬度0~100mg/lを軟水、101~300mg/lを中硬水、301mg/l以上を硬水と分類している。

硬度=(カルシウム量mg/l×2.5)+(マグネシウム量mg/l×4)
☆一般的な総称と硬度は以下の通り
・軟水  :0~100mg/l 未満
・中硬水:100mg以上~300mg/l 未満
・硬水  :300mg/l 以上
☆WHOによる分類
・軟水:0~120mg/l 未満
・硬水: 120mg/l 以上


見た目は同じだが、まろやかに感じたり重々しく感じたり、水にも風味があるのはこのため。
成分の違いから、一般的に軟水は口当たりが軽く、
硬水はマグネシウムが多いほどしっかりした飲みごたえを感じるようです。

さて、本題の紅茶の風味と水の関係。
来週の水曜日に、この紅茶のお披露目みたいな集まりがあって、招待されているのだけれど、
その前にちょっとしたデーターを提供できればと思っています。

味覚は人によって様々で、美味い不味いは好みに依るから、これという正解は無い。
なんだか、ちょっと難しい問題だけれど、簡単じゃないから面白い。
ワクワクしている自分が居ます。
コメント
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