『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団の定期会合

2019年09月21日 | 劇団ステージドア
今日は劇団の定期会合がありました。
定期的に集まるのは、『会費を徴収する』事がメインです。
でも、今日は前回の会合で議論になった運営費と、チケット代の件が議題。

消費税導入で、劇団の公演に関わる諸経費にも増税の波が押し寄せる。
そもそもチケット収入だけでは到底賄えないくらいの年間運営費。
公演の際は、劇団四季の『キャッツ』の舞台をデザインした大御所の土屋茂昭氏と、
その愛弟子でロンドンで活躍する松生紘子氏に大道具(舞台のセット)のデザインを担当して頂き、
音響は実吉栄一氏、照明は塚本悟氏の同じく劇団四季の大御所にお願いしている。
それも御厚意で破格の値段、通常の半額くらいじゃないかな?

そういう意味で我々の芝居は、役者以外はプロの芝居と同じアプローチで作られている。
音楽、振付、歌唱指導もプロの指導を仰いでいるので、決して恥ずかしい舞台ではない。

お客様も毎回、ほぼ満席になるほど御来場頂いているものの、
足りない分を劇団員の会費で賄っているのが実情。

元々、運営費が諸物価値上がりで、ジワジワと高騰していたのに加え、
初めての平日開催だった今年の公演で、入場者数が初めて1000人を下回り、
その煽りを喰って、プールしていた繰越金が底を突いてしまった。

僕にすれば、劇団運営を見直す絶好の機会だとポジティブに捉えて、
ギリギリまでチケット代を値上げしない運営費の圧縮案等を練ってきたのですが、
物価上昇と増税が重なって、やっぱり運営は厳しい。
そんな訳で、断腸の思いで来年はチケット代を3000円から3500円に値上げさせて頂く事になった。

でも、東京芸術劇場と言う一流の舞台で、舞台装置を含めた芝居の規模や、
芝居の内容を観て頂いたお客さんにとって、胸を張って頂ける金額だと思っています。

会議の後は、来年の公演のベースとなる12年前の公演『カフェ・イルマーレ』

のビデオを皆で観たのだけれど、出演者の半分は辞めて居なくなっている。
それに僕もまだ50歳になったばかりで、芝居も風貌も若い、若い・・・・・(笑)

来年の公演はその12年後の話になるらしいです。
色々な意味で楽しみですね。
いよいよ、来季公演に向けて11月から稽古が始まります。

皆さん、宜しくお願いします。
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