後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

むさしのくにの国府の写真

2008年02月08日 | 写真

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武蔵の国の国府は現在の府中市にありました。701年の大宝律令により全国に60余のくにぐにが出来た時に造られ、相模、甲斐、信濃、上野、下野、下総、上総、安房のくにぐにに取り囲まれていました。府中市では1975年以来、1000ケ所をこす地点で発掘調査が実施され奈良時代の武蔵の国府の実態がかなり明らかになっています。現在の伊勢丹デパートから大国魂神社にかけて上の写真の国庁とそれを取り囲む役所群があり、国衙(こくが)を形成していました。その東西南北約3kmには市街地が存在し、4000棟の竪穴建物遺跡と900棟を越す掘立柱建物遺跡が発見されています。下の2枚の写真は国衙の中から発掘された食器、日用品などで国司(守・介・じょう・目の4階級の役人群)が日常に使用していたと考えられています。一般の住宅跡からは鎌、鋤、手斧、鋸、などの道具類や矢じりなどの武器なども出土し当時の人々の生活をしのばせています。これら発掘調査の結果の詳細は府中市郷土の森博物館に展示されています。(終わり)


今年も梅が咲き始めました

2008年02月08日 | 写真

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今年も梅が咲き始めました。府中市郷土の森博物館の梅林と東郷寺境内の写真2枚ずつです。関東地方で梅林といえばなんと言っても水戸の偕楽園です。梅の種類、本数、剪定の見事さ、やはり関東一ではないでしょうか? ついでに水戸駅そばの水戸藩、学問所の弘道館の裏庭の梅林を是非ご覧下さい。小さい木を上手に剪定し、梅独特の淋しさ、りんとした厳しさ、可憐な美しさを感じさせています。水戸は府中より寒いので開花は未だでしょう。