ブログは2007年に書き始めました。それ以来17年間毎日書き続けました。17年間も毎日書き続け続けられたことに自分ながら驚いています。
このように毎日書いている理由は過去の楽しかった日々を思い出すからです。
例えば山林の中の小屋に来てくれた友人との楽しかった日々を思い出すからです。いつも妻が一緒でした。
写真は私の小さな小屋です。山梨県の甲斐駒岳の麓の山林の中にあります。晩秋に撮ったので木々が紅葉しています。電気、ガス、水道の無い小屋でした。スウェーデンの学生さん達も来ました。楽しい思い出がたくさんある小屋です。
写真の手前には一年中、水の涸れない小川が写っています。小川にはヤマメが棲んでいます。小川の水は小屋に泊まるときの生活用水です。飲み水は自宅から持って行きます。小屋の冬は非常に寒いのです。
山林の中の小屋に通うことは寒くて辛い思いをする苦しい趣味です。冬の夜は日本酒さえ凍る寒さです。周囲には人家がなく真っ暗です。梟の鳴く声がします。しかし朝になるとキジや山鳩の声で目が覚めます。春のウグイス、カッコウ、夏の蝉たちなどの声が楽しいのです。いろいろな野生動物にも会えます。このようなのが私の山小屋の趣味でした。
しかし昨年運転免許を返上したので山小屋へは行けなくなりました。
今は楽しかった日々を思い出すばかりです。一緒に行った人々の顔を思い出します。
このように山林の中の小屋は行け なくても老境にある私を楽しませてくれるのです。
老境にある人々にとっては過去の楽しかった日々を思い出が重要なのです。過去の楽しかった日々の思い出が生きがいなのです。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)