以前の夏に、木曾馬の牧場を御嶽山の麓開田高原に訪ねました。一泊してゆっくり木曽馬を長い時間見ていました。
長い歴史を背負った小型の馬の走り回る姿、草をはむ姿、そして何よりも人が馬を愛し、馬が世話をする人に馴れ、愛している姿を見ると自分までが幸せになるのです。
木曾馬の写真をお送りします。
1番目の写真は遊んでいる木曽馬をジッと見ている私の後ろ姿です。
2番目の写真は世話をしている若い女性が馬と何やら話し込んでいる光景です。
3番目の写真は若い女性と馬が仲良く馬小屋に帰って行く光景です。
そして木曽馬の草を食んでいる姿の動画は、https://www.youtube.com/watch?v=rwhhM9XDVUE にあります。
また木曽馬が列をなして走っている場面の動画は、https://www.youtube.com/watch?v=0ypMRcFwW1c に御座います。
さて日本の在来馬は和種馬や在来和種馬とも呼ばれ次の8種が存続しています。
木曽馬、北海道和種(北海道、俗称:道産子)、野間馬(愛媛県今治市野間)、対州馬(長崎県対馬市)、御崎馬(宮崎県都井岬)、トカラ馬(鹿児島県トカラ列島)、宮古馬(沖縄県宮古諸島)、与那国馬(沖縄県八重山諸島)の8種です。特に本州の在来種は木曽馬のみです。
4番目の写真はトカラ馬です。写真の出典は、https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%A9%E9%A6%AC&qt=&qid=&creator=&ngcreator=&nq=&srt=dlrank&orientation=all&sizesec=all&color=all&model_count=-1&age=all&mdlrlrsec=all&sl=ja&utm_source=tag&p=1&pt=A です。
鹿児島県トカラ列島(サンゴ礁)の中之島のトカラ馬は、通常より一回り小さい体高100-120cmほどのポニーでした。しかし農業上の利用価値が激減した現在、中之島で維持することが困難となり、島から鹿児島本土に移住しました。 現在、開聞山麓自然公園と鹿児島大学付属牧場が、トカラ馬の繁殖集団を維持しています。
私は少年の頃に馬に蹴飛ばされたことがあります。馬車馬の股くぐりをして遊んでいたとき軽く蹴飛ばされたのです。それ以来馬が怖くなったのです。
ですから馬に触ったり乗っている人を見るとその人を尊敬してしまいます。
家内を尊敬しているのは馬に乗れるからです。
皆様は馬がお好きでしょうか。馬に触れますか。跨がれますか。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたします。後藤和弘(藤山杜人)