春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

おいおいまた火事だ~

2011-04-08 23:11:00 | 事件だ~!!

唸る、サイレン。まさかと思ったらまた火事である。
二階のベランダから、煙が立ち込め、きつい匂いが既に立ち込める。
「何処だ何処だ」と火元に走ると、既に野次馬が一杯である。
「何てことだ、 先日の火事と同じ方向である」
既に日は落ちかかる頃、折からの風に煽られ煙が猛烈に流れてくる。
火元は先日の火事の火元とJR中央線を挟んで丁度反対の南側である。
線路を挟んで反対側に駆けつける過程で「ボン!!」と言う猛烈な破裂音に、ただ事ならぬ状況が伝わってくる。

線路を越え、南側にたどり着く。既に日は落ち、真っ暗、メラメラ燃える炎が時々上がる。火元は豆腐屋さん近辺である。住宅地の中に3軒店が並んでおり、既に火は鎮静化する方向である。
先程の激しい破裂音はプロパンガスである事が判った。同地域は都市ガスとプロパンが使われており、炎上した家からの引火であった。
暗闇から、はっきり認識出来ないが、明らかに消火剤がまかれたのは炎上した隣接の「おけ屋」の化学用材の消火のためと思われる。
線路の南側は旧市街地で両側1.5車線道幅が狭く、交通の障害になっている。夥しい数の消防車も火元に近づけず、かなり離れた所から、ホースで消火しているが、そんなことも鎮火の妨げにもなっている。
空中から報道用のヘリコプターが乱舞、先日の火事以上の災禍では無かろうか・・・。
日中から吹き荒れた風、雨も無く乾燥しきった環境が火の手により勢いをつけたようだ。
昨日の地震と言い、2度も起きた隣接の火事。夜間には消防が巡回し、火災注意を呼びかけた矢先のことであった。
消防車の影に搬送される罹災者。先日も見たばかりの不幸な事実。何故この悲惨なことが、起きるのか、信じられない。

戦場の跡のように

2011-03-30 05:38:00 | 事件だ~!!

周辺は未だ立ち込める匂いが残り、あの恐ろしい火炎の後は消えなかった。
火元となった家は、完全に燃え尽き、2階の部分はテラスと空調の屋外機と雨戸の戸袋が僅かに確かめられるが、2階の建物は総て消えてしまっている。
本当に此処が2階屋だったのであろうかと思える位に焼き消されている。
南側に位置する植え込みも、建物側は燃え、赤黄色に変色している。


1階部分は僅かに残った玄関口。青色のタイルと壁部分のコンクリートが当時の建物の痕跡を留める。
木部は太い柱と梁の一部を残し、総て焼け落ち、無くなっている。


風下にある、隣接する家も3m程、離れているが、そんな空間を越えて燃え移っている。
こちらも2階部分は天井は落ち、一部壁を残し、焼けてしまっている。

普段、我々の周りを見ると、ちょっとした原因の火種が沢山ある。
木造建築は一旦、火が付くと、火勢の勢いは止まらず、自分の家はおろか、隣接する家まで巻き込んでしまう。
改めて火事の恐ろしさを見るようである。今回の例に上げるまでもなく、石油ストーブ、台所など火種となる部分は尚更、注意が必要である。

火事だ!!火事だ!!

2011-03-25 21:38:00 | 事件だ~!!

火事だ!!火事だ!!
市内の住宅地で民家が炎上した。
消防の各種車両が集積し、空から報道ヘリコプターが乱舞し、只事ならぬ異常事態に、走ってみた。立ちのぼる黒煙は北風に煽られ、拙宅側に一面に広がっている。
駆けつける消防士の放水があちこちからかけられるが、黒煙は尚一層、激しさを増し、周辺一帯は悪臭が漂う。

火元の奥の家は既に骨組みを残し、殆ど燃え尽きているように見えるが、火炎は尽きることなく勢いが付いている。その間パット火炎が上がり、隣接する家屋に迄、火が燃え移った。消火ホースは家の中まで入れられ、内部から放水しているが、勢いをまし、納まりそうも無い。家の内部から空に向けての放水は圧力があるため、瓦ががらがらと音を立て、周辺に飛び散っている。激しい滝のような水しぶきは丸で地獄絵図のようだ。

懸命な消火作業が成功し、類焼は此処でくい止められ、それ以上の類焼は免れ一先ず、鎮火した。火元となった家は骨組みを残して、殆ど完璧に燃えてしまった。
類焼した家の2階の屋根は放水で吹っ飛び、ぽっかりと無残な穴が空いている。
真っ直ぐ成立していたTVのアンテナも屋根崩壊で斜めにかろうじて立っている。
目の前に燃える火災に、危険を省みず消火の最前線に立つ消防士、折しも原子力発電所で、放水冷却したファイヤーマンの勇気ある姿が、重なってくる。
これ以上の類焼を止めたのは危険を省みず、炎の前に立つ、彼らの勇気と日頃鍛えた訓練から、それ以上の類焼から守られた。
警視庁などによる報告がマスコミから報じられた。それに、よると25日午前10時すぎに出火、1時間半ほどで消し止められたが、住宅3棟、およそ135平方メートルが焼けた。
この火事で、火元の住宅に住む老夫婦が病院に運ばれたが、2人とも顔などにやけどを負っていて重傷である。火災の原因はなんとストーブ給油中に出火した。
罹災された家庭の方にお悔やみ申し上げたい。病院に担ぎ込まれた老夫婦のその後が案じられる。
地震に気を奪われているこの時期に何と言うことか、改めて火災の恐ろしさを認識した。
皮肉にも、当日は混乱を渦巻く、無計画な停電が第2地区で、18時20分から予定されている。
我が家は停電を免れたが、この火事のどくさに、追い打ちをかける停電は無い事を祈る。
目の前に起きる事象に我を忘れ、緊張の戦いを見てしまった。大きな地震に続き、目の前の大火事、こんな大事件が重なるとは、全く信じられない。
その様子をこちらでも追ってみた近隣で大火災

厳戒の横浜で「七五三」

2010-11-11 13:16:00 | 事件だ~!!

「子をもつ幸せには金銀宝石もおよばない」という歌が万葉集にあるそうである。
晴れ着を着て、危なっかしい足どりでよちよち歩きで祭壇に向き合い。成長を祝うたびに可愛い子からやがて美しい娘になってゆく。
そんな至福の時を迎え、親はもとより、じじばばも主役の娘、孫の成長の姿に驚き、喜びを感じる大事な節目なのである。
横浜生まれ育ち、つまり浜っ子の孫が7歳になり、七五三のお参りをJR桜木町駅から山側の「伊勢山皇大神宮」でおこなった。
高台の多い横浜もその一つ駅から紅葉坂を登った所にあり、「横浜総鎮守」また「関東のお伊勢さま」の名称で親しまれ、人気の高い神社である
当日は何と言う、巡り合わせか、横浜はAPECの会議が行われ、周辺の道路、海、建物は物凄い警戒振りで、そんな異常事態の中での式であった。
折しも、中国との尖閣諸島やロシアとのクナシリ・エトロフなど帰属問題など同時多発的に起きた外交問題で揺さぶられる日本政府。そんな背景の中で横浜でアジア太平洋経済協力会議(APEC)でが開かれ、刺々しい雰囲気の中で要人を迎える。
横浜開港で街の発展を遂げた今、揺れ動く外交の渦の中、皮肉にも全国から大量な警備車両と人員が動員されるら厳戒体制が敷かれる七五三の日になってしまった。
尖閣諸島で起きた生々しい映像が流出し、火種を生み大騒ぎの渦中にある海上保安部、その組織下の一つ第三管区海上保安本部には大量の警備艇が係留され、更に近くの空き地には警備用の大量のバスが並んでいる。屋根には派遣先を示す、大阪、兵庫など全国から動員された様子が手に取るように見える。

ミナトミライの道路ではあちこちに車両検問のゲートでたちまち渋滞の渦。
街の中、ホテルの玄関、桜木町駅改札、人の渦も寸分も見過ごさないと監視、監視の警察の目、すっかり、夜の闇に包まれていたが、はるばる熊本から動員された警官の姿が国を挙げて、APECを支えている。
こんな厳戒体制と大騒ぎのマスコミ報道、中華街や繁華街も軒並みに客足が落ちたと言われている。そもそもAPEC,とは「アジア経済協力会議」で何が"経済協力"か笑ってしまうが、当事者はとんだ迷惑。最盛期には21000名の警備要員が大量動員され、国費が使われる

この晴れの日、本来なら車で伊勢山皇大神宮に向かうつもりが利用できず、長い道のりを歩行行脚を強いられる。
桜木町駅から、急な紅葉坂を越えて、一歩路地に入るとゆるやかな坂、最後は階段を登り切り伊勢山皇大神宮の門前に出る。
洋服姿のでも大変長い遠い道のりを振袖にかかえ帯、胸元に筥迫(箱型の紙入れ)を入れ、白足袋に草履姿の、慣れない草履は大変な難行苦行である。中には長い道に、たまり兼ね親が抱えて神社に向かう姿も見受けられた。
そんなカリン姫も頑張ったが、途中では着物の裾に隠れて普段履き慣れた運動靴で履き替え、神社近くでは再び 草履を使うと言う荒技で何とか神宮にたどり着いた。タクシーも利用出来ず、APECが恨めしかった。
ハイポーズ、神社前で記念写真、多少緊張顔であったが、すっかりおねえさんになった晴れ姿であった。七歳の大事な節目大量な保護者を伴った他の七五三と一緒に神前の前で厳かに祈祷が行われた。ごった返す神殿前は自慢の娘、息子のファッションショー、あの厳戒体制から離れ、ここだけは晴れやかな式の平和な世界であった。
当日の厳戒の横浜と七五三の姿は以下で作成した。
厳戒の横浜で「七五三」

ものものしい消防車の群れ

2010-01-22 11:58:00 | 事件だ~!!

丁度、買い物で留守中であった。
買い物を済まし、車で我が家の近くで、消防車がゾクゾクと詰めかけ心配になってきた。
しかし、幸いな事に我が家、とその周辺家屋は無事であることを確認し、一先ず安心した。怒派手なパトライトを照らす消防車、と警察車両、直ぐ近くの駐車場に多数止まっていた。
火事でなかったこともあって、消防車と消防隊員は程なく、立ち去り、駐車場には警察官が尚多数、群れをなしていた。
駐車場の奥の黒っぽい車両にその近くの地面にこんもりとした物が置かれ毛布で覆われ、多数の警察官が、取り囲む姿に、遠目から見ても明らかに「すわっ!!事件」と判った。
閑静な住宅街に、この大騒ぎ、何事かと駆けつけた近所の住民に「事件じゃない、さあ~どいて、どいて」後方に誘導する。
目の前の不信物にもとより、かんこう箝口令が引かれているのか、一切を語ろうとしないのは徹底ぶりであった。
近所の通報した人から、人づてにこんな話を聞いた。
普段、ここの駐車場を利用しており、自分の駐車スペースの近くに普段見かけぬ車が駐車しており、何気なく車内を覗いたら、人が亡くなっていることが判った。こんもりした物体は明らかに死体であったようであるが、どうやら自殺であることが判った。
普段、その近くを往き来しているだけに、まさか其処に、そんなことがあったとは知らず、思わず、驚いてしまった。
毎日、あふれるばかりの、残忍な犯罪が起きる世の中に、多少麻痺してしまってるが 、身近な所での事件に、身がすくむ。
このこととは関連がないが、最近、深夜未明に警察が巡回し、「異常ありません」のメモがポストに投函されているようになった。巡回菅氏が危険予知か、その意図は判らないが、元より閑静な住宅街に何もなかっただけに、何とも不気味な世の中になってしまった。
<写真の車両は事件とは関係ないが>

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/