春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

五日市で野趣豊かにBBQ

2006-11-01 22:26:00 | 仲間との絆

車で3、40分八王子の市街を通り抜け、五日市の秋川渓谷でオジさん達が集まり「芋煮会」を実施した。
会の主幹事元のH宅ご自慢の庭先で取れたの里芋をベースに馬鈴薯、人参、ごぼう、ネギ、椎茸、シメジ、豆腐、油揚げ、肉など10種余りの食材を途中で買い込み、現地へGO~。
河原で石を積み立て、即製の石釜で薪で火起こし、炭火に火を付ける。
大鍋には手際よく裁かれた食材が満載に詰まれ、少々の味噌をぶち込み、煮込む。
パチパチと弾ける炭火と煙に煽られ、煙を全身に浴びながら、火勢を維持し煮上がりを待つこと数十分。
やがてグツグツ煮立つ鍋から、ほのかな匂い、「さあ~出来た出来た」と完成を祝い、皆で箸を突っ付く。
とろけるような芋をふうふう言いながら、口に運び野性味豊かな晩餐が始まる。
己は家では殆ど手だてせず、只々食べる人。此処の男世界では、かみさん居なくても、手慣れた手つきでの包丁さばきや、味付けに、腕振るうプロに感心するばかりであった。
火種を絶やさず、火を囲んで、ビールから日本酒へ宴もたてなわ。日頃の呑み助の運転手さんも、気の毒であったが目の前のアルコールの匂いを嗅ぎながら、節度の烏龍茶で杯を交わし、場を取り作ってくれた。
あのてんこ盛りであった具材も時間と共に腹に収まり、鍋の底に出し汁と一緒に残るばかりになった。この出し汁が凝縮されて濃い味となり、こってりとした味が何とも言えぬ口当たりにこれぞ芋煮の神髄と感激し、総て腹に納めた。
その拠点となった場所は都市化された五日市ではあるが、そばに流れる秋川は透明度も高く、はやの泳ぐ姿が手に取るように見える。秋口に日も落ちるのも早く、惜しみながら残り火を落とし、野趣豊かなBBQをたたみ、撤収した。

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