春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

暑さ逃れて

2007-09-23 00:07:00 | 北海道旅行

この時期、異常な暑さを逃れ今年もまた北海道へ来てしまった。
本土が夏の高気圧に覆われる中、北海道は12号台風崩れが襲い、雨と異常な暑さもあったが、まあまあ、北の大地をたっぷり味わう旅が出来た。
旭川、旭岳、富良野、美瑛、然別湖、帯広と道央を走り回り、4日間足となって活躍したのが写真のシビックハイブリット車であった。モータとエンジンの混用の駆動の変革車に初めての出会いはどんな乗り心地か、貴重な体験が出来た。
ともかく静かな走行音、なめらかな発進に驚きと、感動を体感できた。しかし、ハイブリットの威力を燃費で期待したが、アップダウンの多い山坂道が多かったせいか、大人4人乗って17㎞/l程度であった。

道中、ご覧の様な何処までも果てし無く真っ直ぐ伸びる道路に、殆ど車の姿も少なく、独占して走りまくる爽快感はたまらなく、壮大な風景とも合わせ、ドライブの魅力を満してくれる。
一部を除き、渋滞無く、信号も少なく、40~50㎞制限の一般国道がたちまち70㎞近くの高速道路化してしまうのである。
まして我々の様な道不案内なレンタカー「わ」ナンバーの看板背負っていると、たちまち地元車から背後から煽りが入り、80㎞以上で爆走しながら追い抜いていく世界である。
「狭い日本、何故急ぐ」煽りが入るとメラメラと闘争心がかき立てられも、狭い山道にオーバラン、谷底ダイブなんて命をかけた危険一杯の走りにかける若さもない。ここは敵の挑発に乗らずマイペースに徹し、道の途中の退避場所に一時退避し、銀蠅(ギンバエ)のような車はさっさと避けてしまうことである。
こんな道中で、景勝地を巡り、山登り、渓谷歩き、旭山動物園、鉄道廃線跡、北の国・ぽっぽ屋などのロケ地など、濃厚な旅巡りをじっくり楽しんだ。

4日間、半袖では肌寒い時も、あったが体は自然と北海道気候に順応した。旅も終わり、羽田にもどり、屋外の空気に触れるとねっとりした重い空気が、只事ならぬ変化で待ち構えていた。
旅先で出会った日高の方から「北海道の厳しい寒さは我慢出来るが、先日、何日か東京に居た時は地獄のようであった」と言っていた。南北に長い列島の世界を改めて感じる。

ようこそ松崎家の世界へ

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