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未だ7月も始まったばかっりなのに、勝手に、梅雨明け宣言何でも急ぎたがる世の中に併せ、梅雨もショ-トカットなのだろうか。日中は一気に35、6℃の世界、吹きつける熱風に体が付いていかない。
この暑さにめげず、日の出る前に何とか続いているのが朝の散歩である。
何時も身軽に、何も手に持たずの出発であったが、今日は出る前に胸騒ぎ珍しくデジカメを持って出かけた。
パターン化されたコースに、日野でも一番里に近い堀之内に出る。
バイバスの坂の下を潜り、日野郵便局に出る道を歩く。
かってはバイパス工事真っ盛りの折は、抜け道として、車の渦が生れたがバイパス完成後、再び静かな道になった。
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さてその道を下り勾配になるが、道端に大きな枝が、ゆっくり動いていた。
紛れもなく蛇が、こんな道を堂々と横断していた。
道歩き、遠目に小枝っと思っても、それが動き、びっくりすることもある。
目の前の蛇に思わず、固まってしまう。
以来小枝如きが、蛇に見え、自然と身構え捕手になってしまう。
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車もかってのように通らなくなったのか、余り身の危険を感じなかったのか、ゆったりとしていた。長さにして1.5m以上もあった。
やおらカメラを構え、敵は身の危険を感じたのか、直ぐに逃げ出した。
頭の部分に近づき、鋭い眼光を捕らえたが、その逃げ足の速さは流石であった。
コンクリート道壁の水吐き出し口の小さな孔にそっと潜り、瞬く間に、姿が消えてしまった。
今年になって、蛇の出会いは4回目、山の中草むらには生息していると伺えるが、こんなコンクリート道にも良く出てくる。
狂った毎日に暑さに吊られ、居心地の良い所を求め、移動するだろうか、蛇の出会いが何となく多くなった。