季節を告げる梅の花が開き、華やいだ雰囲気作りに一役買っている
本陣の前庭に咲く梅が、2本あるが、日差しに接する梅が先に咲き
日陰の部分の梅は後を追うように咲いた。
<うすピンク色の梅>
<真っ赤な梅>
二本の梅の木が同時に咲き、両者を比較すると、白身を帯びた
ものと真っ赤なものとお互いに違うことが初めて判った。
この梅の木を前に日曜日は最後の雛祭りで、300人近くの来館者が
通っていった。
大勢の来館者の中に二人の中国女性と1人の韓国女性が、それ
ぞれ来館された。
国際化の渦がこんな所に及んでいるが、余り珍しいことでは無く
なった。総じて、イントネーションがちょっと違うが、見事なま
でに日本語を使っている。
(韓国女性を前に)
テダニ(大変)イルボンマル(日本語)チョウスミニダ(お上手ですね)
とやったら、目を向いて驚かれてしまった。
時、あたかも話題を呼んだ平昌オリンピックの話が自然と出てし
まった。
韓国もメガネ先輩の統率され、実力の持つチームで、銀で輝いた。
、韓国ではそのキム・ウンジョン選手が試合で指示を出す時に
連呼していた「ヨンミ~」という言葉が大流行。
一方日本ではカーリング女子を通じて、親しみ深い北見のイント
ネーショを持った「そだね」も親近感を以て、こうして茶の間に
広がった。
持ち時間が限定されており、その状況を考察し時間内で皆で
決めた戦術は「そだね」で確認する。
「そだね」は韓国語で「クレヨ」、もしくは丁寧に言うと「クロ
ッスムニダ」であるが、余り使われていなかった。
美人揃いのカーリング女子の中でもあのあどけない笑顔の藤沢
選手が人気が高い。
平昌五輪で一躍、“氷上のアイドル韓国でも藤沢選手の人気が
高く、親近感を以て受け入れられているようだ。韓国女優パク
ポヨンと似ていると言われているのも背景にあるようである。
家に帰って二人の写真を比較したが正直それほどとは思えない。
しかし、ぽっこりとした丸顔と額など美人顔の下地は何となく
似ているようにも思える。
本論の歴史の案内を終えた後、他愛ないことで、共通話題で
思わず盛り上がってしまった。
ソウル在で通訳で来日されておられる。再びの来館を期待して
タジマンナプシダ(また会いましょう)と挨拶して、見送った。
さび付いたハングルマル(韓国語)も断片的であるが、未だ
使えることに、ン十年前の、痕跡が未だ残っていた。