575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

北窓の山そこにあり秋の声     朱露

2011年08月29日 | Weblog
       多米山系成れの果ての小山が目の前。
       多米街道・人家・赤岩寺・小山の順。
       足元を源頼朝一行が西へ歩いて行く。
       南は団地とプレハブ住宅群で大混雑。

                 



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檸檬てふ字よ過ぎにし日若き日々   静荷

2011年08月29日 | Weblog
これも若い頃の思い出の句。
文字に強い関心を持ってるところから
文学少女の頃の思い出を詠んだものと考えました。

しかし恋の句ではありませんでした。
若い頃に熱中した山登りの訓練の思い出だそうです。
レモンが甘く感じられるまでシゴキが続いたそうです。

あのレモンが甘いなんて・・・でも本当だそうです。
檸檬を甘く感ずるのは若さの特権かも知れませんね。

                 遅足             
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秋高し怒鳴れば笑う多米の山    朱露

2011年08月29日 | Weblog
     人間の音の中で「怒鳴る」のが最悪。
     怒鳴れば怒鳴り返すので最悪又最悪。
     怒鳴らなければ陰に籠って更に最悪。
     とばっちりを食う人は山を見て溜息。

                



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