575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

夏空に背伸び競ひし師の訃報   結宇

2011年08月07日 | Weblog
中七をどう読むのか?
背を競い合ったのは誰と誰なのか?
句会でも、意見が分かれました。

作者の解説です。

小学校の恩師が、結構小さな女性教師でした。
小学生は、自身が小さいですから、結構なんでも
大きく見えるはずですが、
先生は、とりわけ小柄で、
よくからかったものですから・・・。

なるほど。背比べをした思い出ですね。
そういえば、私の小学生1年の担任の先生も女性、小柄でしたね。

背丈競ひし、の方が良いかな?

            

明日は立秋。
これが秋なの?という暑さです。

  秋立つや暦のなかの風の色   

結宇さんの先生は、熱中症で就寝中になくなられたと言います。
ご冥福をお祈りします。
これからは残暑。みなさん、体調には十分、気をつけてください。


次回は8月17日(水)午後1時 東鮨
題詠は「レモン」です。

                  遅足




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子供にも負けたの分る敗戦日    朱露

2011年08月07日 | Weblog
     「耐え難きを耐え」のラジオで分る。
     大人は皆泣いたが僕たちは泣かない。
     米兵が撒く菓子を群がり拾って食う。
     大人どもの一人「支那と同じだよ」。

               



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