575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

水遣りし白寿の母の福寿草    立雄

2012年02月04日 | Weblog
昨年亡くなった母。
ホームに入っていましたが、福寿草を大切にしていました。
水遣りも忘れずに元気だった母。
母亡き後、今年も福寿草は明るく美しい花を咲かせました。
元気だった母の笑顔を思い出します。
と、作者の言葉。

俳句は「今」を詠むものといわれています。
今のなかには過去も含まれており、
この句は、そうした意味で奥行きの深さがあります。

          

今日は立春。寒が明けました。
でも春は名のみの寒さです。
インフルエンザも大流行、嗽と手洗いは入念に。

                 遅足


コメント
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