575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

起きぬ里眺め下ろして山笑う    朱露

2012年02月20日 | Weblog
     豊橋と湖西の県境多米連山標高?米。
     富士山は3776米と学校で習った。
     3を取れば多米山脈は納得するかな。
     3は取って次の7は4だと情けない。



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2月句会の結果です。    遅足

2012年02月20日 | Weblog
遅くなりました。立雄さんの選句も頂き、最終結果です。


題詠「寒明け」

①寒明けの不順の合間陽(ひ)の優し(立雄)亜子
②寒明けの口許ゆるむ野の仏(亜子)能登・鳥野・朱露・郁子・須美・結宇
③寒明けの色にステンドグラスあり(遅足)麗子・晴代
④便りには旅への誘い寒明けり(静荷)郁子・晴代・結宇
⑤寒明けて酒冷やで飲む心意気(朱露)鳥野・智恵
⑥寒明けて開かずの箱を開けてみる(麗子)能登・狗子・須美
⑦寒明けやクレーンの描く大円弧(晴代)朱露・麗子・亜子・静荷・立雄
⑧寒明けて母の手逃る(ノガル)子等の声(結宇)立雄
⑨足袋の穴空に突き抜け寒明ける(能登)朱露・麗子・郁子・静荷・晴代・狗子・智恵・結宇
⑩寒明けてほっと一息寒気する(ますみ)遅足
⑪寒明けて動くかに見え神のひざ(郁子)亜子・狗子・智恵
⑫腕からめ息温かに寒の入り(智恵)遅足
⑬のら猫の声もつややか寒の明け(狗子)能登・鳥野・静荷・須美・遅足・立雄
 

自由題
 
①如月や光のかけら集めおり(麗子)遅足
②春霰記憶の動く旅の路(晴代)郁子・狗子・結宇
③図書館に諸橋漢和底冷えす(結宇)能登・朱露・麗子・亜子・静荷・晴代・須美・遅足・立雄
④佐保姫の香りかシャツに陽の匂い(能登)郁子・亜子・静荷・智恵・結宇
⑤亡き父の豆の数さえ懐かしい(ますみ)鳥野
⑥鬼効果園児競っていわし食う(郁子)能登・朱露・須美・立雄
⑦手袋で両頬叩き闇に入る(静荷)晴代
⑧閂(かんぬき)の音軋ませて冴返る(亜子)能登・鳥野・麗子・郁子・静荷・晴代・狗子・結宇・立雄
⑨蛤と蛤仔(あさり)の世間話かな(遅足)麗子・亜子・狗子・智恵
⑩父の撒く豆を探して竈(くど)と井戸(立雄)朱露・須美・遅足
⑪捨てる紙拾う紙あり春の句作(朱露)鳥野・智恵
⑫湯加減を問うに恥ずかし露天岩(智恵)
⑬やせがまん裸祭の余寒かな(狗子)

次回は3月21日(水)午後1時  東鮨 
題詠は「東風」です。
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