大津絵といえば鬼の絵。鬼の寒念仏。
鬼が僧衣をまとった絵柄です。よく見ると角が折れています。
これは、欲の角を折るように、という教えを示したものとか。
大津絵の始まりは江戸の昔。
京に東本願寺がつくられた時、立ち退きを迫られた
仏画師や絵師たちが、大津・追分の街道筋に移住。
旅人に仏画を売って暮らしを立てたことに始まるそうです。
芭蕉の句は、元禄4年、大津での作。筆始を詠んだもの。
普通、書初めはめでたいものを書くが、
大津絵の書初めは何佛をかくのかな、と。
本願寺なら、阿弥陀仏ではないかな?とは私の推理。
このお話、街道沿いにある閑栖寺のご住職からお聞きしたもの。
雨模様の寒い日でした。
このお寺には、芭蕉よりも2年前の元禄2年に詠まれた句が石碑に。
追分の絵師もしらしなけさの春 和風
今朝の春とは、新年の意味。立春とは名ばかり。
この寒さでは、追分の絵師も新年とは思えないだろう、
という句意でしょうか?
まるで今年の寒さを詠ったようですね。
遅足
鬼が僧衣をまとった絵柄です。よく見ると角が折れています。
これは、欲の角を折るように、という教えを示したものとか。
大津絵の始まりは江戸の昔。
京に東本願寺がつくられた時、立ち退きを迫られた
仏画師や絵師たちが、大津・追分の街道筋に移住。
旅人に仏画を売って暮らしを立てたことに始まるそうです。
芭蕉の句は、元禄4年、大津での作。筆始を詠んだもの。
普通、書初めはめでたいものを書くが、
大津絵の書初めは何佛をかくのかな、と。
本願寺なら、阿弥陀仏ではないかな?とは私の推理。
このお話、街道沿いにある閑栖寺のご住職からお聞きしたもの。
雨模様の寒い日でした。
このお寺には、芭蕉よりも2年前の元禄2年に詠まれた句が石碑に。
追分の絵師もしらしなけさの春 和風
今朝の春とは、新年の意味。立春とは名ばかり。
この寒さでは、追分の絵師も新年とは思えないだろう、
という句意でしょうか?
まるで今年の寒さを詠ったようですね。
遅足