作者は1962年、岩手県花巻生まれ。
東日本大震災の体験をベースに、
数多くの心に沁みる句を詠んでいます。
双子なら同じ死顔桃の花
最近、亡くなった人達がよく夢に。
それだけ私も死に近づいたのでしょうか。
花火に強くひかれるものがあります。
私がびっくりしたのは花火の句です。
大花火蘇りては果てにけり
一瞬に開いて消えてゆく花火。
その花火を一つの命の連続として捉えているのに感心しました。
一つの命が生と死を永遠に繰り返す。
そんな死生観がある種の救いのようにも感じます。
昨日北海道に初雪が。東北にも雪が近づいています。
遅足
東日本大震災の体験をベースに、
数多くの心に沁みる句を詠んでいます。
双子なら同じ死顔桃の花
最近、亡くなった人達がよく夢に。
それだけ私も死に近づいたのでしょうか。
花火に強くひかれるものがあります。
私がびっくりしたのは花火の句です。
大花火蘇りては果てにけり
一瞬に開いて消えてゆく花火。
その花火を一つの命の連続として捉えているのに感心しました。
一つの命が生と死を永遠に繰り返す。
そんな死生観がある種の救いのようにも感じます。
昨日北海道に初雪が。東北にも雪が近づいています。
遅足