名古屋は今朝、この冬一番の寒さでした。
今回の題詠は「ぎんなん」です。
題詠
①ぎんなんの薄皮剥いて翡翠玉
②踏みつぶすも食べるも同じ銀杏の実
③銀杏の薄皮むけば淵の碧(あお)
④銀杏のにおいたつ路ジグザグと
⑤銀杏の薄皮半分茶色なり
⑥銀杏の匂いはじけて燗を待つ
⑦嬉嬉として落ちるぎんなん揺すられて
⑧銀杏の下を嫁入道具ゆく
⑨散りしいてこがね銀杏は裸木に
⑩銀杏の風に任せむ身の始末
⑪銀杏の旨さ子らに伝わらず
⑫木犀は銀杏になり加齢の香
自由題
①七五三子は晴れ着着て大あくび
②マロニエに間数(マカズ)指折りパリの秋
③靴の音みな鮮しき神無月
④兄癒えて故郷(ふるさと)の柿届きたり
⑤朗読の忍者もの聴く夜寒かな
⑥黄落や牛のかたちに岩眠る
⑦夕月の繊(ほそ)きを木枯し第一号
⑧茶の花や生存証明投函す
⑨ママ友の声子を凌ぐ秋うらら
⑩ねらう鷹一羽撮る人百を超え
⑪身構えて身を固くして冬に入る
⑫夕暮の天使のしもべ雪蛍
今年は酷暑、厳冬の気配です。風邪にはご用心を。
今回の題詠は「ぎんなん」です。
題詠
①ぎんなんの薄皮剥いて翡翠玉
②踏みつぶすも食べるも同じ銀杏の実
③銀杏の薄皮むけば淵の碧(あお)
④銀杏のにおいたつ路ジグザグと
⑤銀杏の薄皮半分茶色なり
⑥銀杏の匂いはじけて燗を待つ
⑦嬉嬉として落ちるぎんなん揺すられて
⑧銀杏の下を嫁入道具ゆく
⑨散りしいてこがね銀杏は裸木に
⑩銀杏の風に任せむ身の始末
⑪銀杏の旨さ子らに伝わらず
⑫木犀は銀杏になり加齢の香
自由題
①七五三子は晴れ着着て大あくび
②マロニエに間数(マカズ)指折りパリの秋
③靴の音みな鮮しき神無月
④兄癒えて故郷(ふるさと)の柿届きたり
⑤朗読の忍者もの聴く夜寒かな
⑥黄落や牛のかたちに岩眠る
⑦夕月の繊(ほそ)きを木枯し第一号
⑧茶の花や生存証明投函す
⑨ママ友の声子を凌ぐ秋うらら
⑩ねらう鷹一羽撮る人百を超え
⑪身構えて身を固くして冬に入る
⑫夕暮の天使のしもべ雪蛍
今年は酷暑、厳冬の気配です。風邪にはご用心を。