575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

手櫛してネクタイ締める四月かな すみ

2014年05月04日 | Weblog
4月の新年度始めといったところ。
気構えと促す読み手でしょうか?、と結宇さん。
新入社員の朝、時間がない、急がねば、と鳥野さん。

手櫛という言葉。
これまで余り使ったことがないという人。
いや子供の頃から知っていたという人。
私は不勉強で知りませんでした。

新入社員。
ネクタイの締め方も、まだ、ぎこちありません。
髪も気になります。
鏡を前にした息子の姿をついつい見てしまう・・・
4月。家族の温かな目を感じさせる良い句です。

もう5月。
少し仕事の様子もわかり、出勤も余裕を持って。
手櫛は変らないかな?
ちょっと困った時は空を見上げて下さい。

           

昨日、名古屋市公会堂であった護憲集会に行ってきました。
小熊英二さんのお話。
困った人たちの受け皿となる人が少なくなっている。
少数の人達の支持で政治が動かされているとのこと。
したがって不満は政治的な出口を塞がれたまま。
世の中にたいする不満がマグマのように蓄積されている。
働く人のモラルも次第に低下・・・
食品の安全も危うい。そんな兆候があちこちに。
日本も安全はお金で買わねばならないようになる。
10年先は、そんな日本が待っていると、何回も。

公会堂の周りには機動隊。右翼の大声が聞こえてきました。

                    遅足





コメント
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