575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

サングラス外して選ぶ京の菓子    えみ

2014年05月26日 | Weblog
和菓子は四季の移り変わりを映し出します。
五感で季節を感じさせてくれる京都の和菓子。
今は「水無月」の季節でしょうか。
ネーミング(言葉)からも美味しさが伝わってきます。

和菓子を選ぶにはサングラスは外さねば、という小さな発見。
寺とサングラスとの取り合わせに似ています。
しかし、大きな発見ではありません。
小さな意外性、発見に、この句の魅力があるような気がします。
短詩型の俳句らしい一句です。

京都とサングラスの取り合わせにこんな句も。

  サングラスかけて京都の旅に出る  丸山友昇

            

「みょうがボチ」の季節がやってきました。
みょうがの葉でつつんだ餅菓子。
奥さんのふるさと、岐阜の味。
季節限定で、初夏を感じさせてくれます。

                   遅足



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