575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

記憶には積もらぬ一日(ひとひ)重ねつつ我が晩年は光のおもさ    遅足

2014年05月17日 | Weblog
先日の心の花・名古屋歌会に提出した一首です。
ご多忙のなか出席された伊藤一彦先生の姿が。
 
最後の「光のおもさ」は、半数の人は良いと感じても、
他の人達は、納得できないでしょう。
問題作ですね、と評して下さいました。

歌に必要なことは「ワンダーとシンパシイ」
読者が「?」と感ずる謎。
そして「そうか」と分かってくれる共感。
この歌には共感の部分が弱い、つまり一人よがりですね。

俳句も全く同じですね。
選句のモノサシは「発見と共感」と言った先輩もいました。

最後の七文字はどうしたら良いでしょうか?
宿題を頂きました。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする