伊藤一彦先生のお話の続きです。
きれいな言葉と綺麗な女性には要注意。
たとえば、こんな句。(先生の例は短歌でしたが)
春昼のさみしき貌の玉手箱
「さみしき」は使わないほうが良い。
「きれいな言葉と綺麗な女性には要注意です」と。
形容詞で「さみしき」と説明しない。
その代わりに対象をよく見る。
その具体を示すことによって、「さみしさ」を表現する。
形容詞を使わずに形容詞を感じてもらう。
言い切ってしまってはダメ。
短い詩形だから、余情を残すことによって歌や句を大きく。
もう一つ。一番大切なこと。
それは詠む対象が喜ぶように、と。
相手が人間であったもモノであっても。
たとえば、上記の句なら「玉手箱」が
喜ぶような句をつくるように、と。
そんなこと考えたこともありませんでした。
ありがとうございました。
遅足
きれいな言葉と綺麗な女性には要注意。
たとえば、こんな句。(先生の例は短歌でしたが)
春昼のさみしき貌の玉手箱
「さみしき」は使わないほうが良い。
「きれいな言葉と綺麗な女性には要注意です」と。
形容詞で「さみしき」と説明しない。
その代わりに対象をよく見る。
その具体を示すことによって、「さみしさ」を表現する。
形容詞を使わずに形容詞を感じてもらう。
言い切ってしまってはダメ。
短い詩形だから、余情を残すことによって歌や句を大きく。
もう一つ。一番大切なこと。
それは詠む対象が喜ぶように、と。
相手が人間であったもモノであっても。
たとえば、上記の句なら「玉手箱」が
喜ぶような句をつくるように、と。
そんなこと考えたこともありませんでした。
ありがとうございました。
遅足