575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

麗かや白亜の城のそびえ立ち   すみ

2015年05月04日 | Weblog
まさに「麗らか」の本意に合った句ですと、等さん。

お化粧直しの終わった姫路城を詠んだそうです。
春の明るい日差しのなかに真っ白な天守閣の姿。
凛々しくも美しい景です。

日本には白と黒の天守閣があるようです。
これには豊臣と徳川の対決が絡んでいるという説も。
豊臣家は、関白と侍従の枹色である黒。
熊本城、岡山城、松本城などは黒い天守。
これに対して、徳川家は「源氏」を称して、白。
姫路城改築にあたった池田輝政は白亜の城に。

          

応答の一日一句

  燕飛ぶ「飛燕」と呼ばれた戦闘機   孝

  末っ子の父への頭突き燕来る     亜子

ひさしぶりの雨。花や草木には恵みの雨。
留守の間に頂いた植木を枯らしてしまいました。
申し訳ありません。          
                   (遅足)
 
コメント
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