「蛇抜け」は広辞苑にもないが、「関所破り」を想像した。
そんな人を山法師の花が隠すとは・・・、時代小説のようだ、と等さん。
「蛇抜」とは、長野県木曽地方で使われている方言で「土砂崩れ」のこと。
土石流の起きた山肌に山法師の花が咲きました。
まるで傷痕を隠しているかのように見えるという意味の句です。
木曽地方に多い花崗岩質の土壌は粘りがありません。
豪雨による「蛇抜」がおきやすいといます。
「白い雨が降ったり、長雨の後に谷の水が急に止まったら抜ける」
地元でこう言って恐れているそうです。
蛇という題詠から「蛇抜」を連想したところが面白い句です。
遅足
そんな人を山法師の花が隠すとは・・・、時代小説のようだ、と等さん。
「蛇抜」とは、長野県木曽地方で使われている方言で「土砂崩れ」のこと。
土石流の起きた山肌に山法師の花が咲きました。
まるで傷痕を隠しているかのように見えるという意味の句です。
木曽地方に多い花崗岩質の土壌は粘りがありません。
豪雨による「蛇抜」がおきやすいといます。
「白い雨が降ったり、長雨の後に谷の水が急に止まったら抜ける」
地元でこう言って恐れているそうです。
蛇という題詠から「蛇抜」を連想したところが面白い句です。
遅足