575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

6月句会近づく   遅足

2016年06月08日 | Weblog
晴天が続いたあと、ようやく梅雨らしくなってきました。
あじさいの花が雨によく似あいます。

今回の題詠は「ビール」です。
ビールは短歌でも詠まれています。

  しみじみとわれの孤独を照らしをり札幌麦酒のこの一つ星

荻原先生の「青年霊歌」のなかの歌です。

  三日前捨てしハイネケンの缶が轢き殺されて車道を飾る

  一瞬のためらひののち販売機麒麟麦酒をみだらに吐けり

いずれも銘柄が詠まれており、歌のイメージを豊かにしています。
俳句の場合は文字数が少なく、銘柄まで詠み込んだ句は少ないようです。

古代エジプトではすでにビールは造られていました。
女性は、お肌によいとされたとか。
クレオパトラも真珠をとかして飲んでいたといいます。

コメント
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