絵のようにイメージの鮮明な句です。泡は儚いものの喩え。
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
世の中にある人とすみかと、またかくの如し。
鴨長明の方丈記。学校で習い、この件だけは覚えています。
この句も、その文脈のなかにあり、共感を呼びます。
走馬燈。回り灯篭ともいい、影絵が回りながら写る灯籠。
江戸時代に、中国から日本に伝わったといわれています。
「走馬灯のように」といえば、死を覚悟した瞬間に過去の情景が
脳裏によみがえる様を表しています。
この句は、それを踏まえた感じもあります。
走馬燈は夏の季語。一句のなかに二つの季語があります。
しかし、この二つの季語はケンカをしていませんね。 遅足
行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし。
世の中にある人とすみかと、またかくの如し。
鴨長明の方丈記。学校で習い、この件だけは覚えています。
この句も、その文脈のなかにあり、共感を呼びます。
走馬燈。回り灯篭ともいい、影絵が回りながら写る灯籠。
江戸時代に、中国から日本に伝わったといわれています。
「走馬灯のように」といえば、死を覚悟した瞬間に過去の情景が
脳裏によみがえる様を表しています。
この句は、それを踏まえた感じもあります。
走馬燈は夏の季語。一句のなかに二つの季語があります。
しかし、この二つの季語はケンカをしていませんね。 遅足