三味線草は花を咲かせた後、三味線のバチのような実をつけます。
垣根を通り過ぎて、三味線草の白い花が咲いていたことに気づきました。
ぞめき、とは浮かれさわぐこと。
また、遊郭や夜店などをひやかしながら歩くこと。
三味線の賑やかな音が聞こえてきそうだ、という句と読みました。
この句はおそらく蕪村の句を下敷きにしていると思います。
妹が垣三味線草の花咲きぬ 蕪村
蕪村65歳の作。「妹」は妻や恋人をいいます。
本歌を知っていると、また違った世界が見えてきます。
遅足
垣根を通り過ぎて、三味線草の白い花が咲いていたことに気づきました。
ぞめき、とは浮かれさわぐこと。
また、遊郭や夜店などをひやかしながら歩くこと。
三味線の賑やかな音が聞こえてきそうだ、という句と読みました。
この句はおそらく蕪村の句を下敷きにしていると思います。
妹が垣三味線草の花咲きぬ 蕪村
蕪村65歳の作。「妹」は妻や恋人をいいます。
本歌を知っていると、また違った世界が見えてきます。
遅足