575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

まんまとだまされた四月馬鹿句会    麗

2017年04月20日 | Weblog
4月1日はエイプリルフール。四月馬鹿。万愚節。
なかなかユニークな季語で、まんまとだまされた昨日の句会でした。3人の方が欠席でしたが楽しい一時でした。では一言講評です。

1,夢二の女はあちこちに。
2,嘘の中に本当に言いたいことが隠されているような。
3,違和感が本当になっていく。世相句か?
4,川柳らしい一句。ほめられて嬉しかったのに、今日はエイプリルフールだと気づく。明解な一句。
5,母親の老いを客観的に受けとめた一句。
6,ちょっとシュールな夢。
7,風を缶詰にするというその発想!。富山県のかぜの盆を訪れた際、実際に風の缶詰が売られていたそうです!嘘から出たまと?
8,デモ行進かと思いきや、なんと足のリハビリで奥様に手をつないでもらっての逆歩行でした。
9,非生産的な毎日だけど、それでいいのです。
10,結婚というものをどうとらえているかが問われる傑作の一句。でも実は、息子さんが忘れないように4月1日を選んで入籍されたというおめでたい日。忘れても許されますね。
11,嘘をつけるようになった孫の成長を喜ぶ余裕。
12,沙翁とはシェークスピアのこと。劇作家は嘘つきの名人ですよね。
13,トランプさんと安部さんのハグを思い出しました。同床異夢?

桜の季節から新緑の季節を迎えようとしています。来月のお題は「若葉」。エネルギーあふれる句会となることでしょう。
コメント
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