写真は、星野富弘さんの「鈴の鳴る道」という花の詩画集からの「ざくろ」です。
星野さんは事故で手足の自由を失い、口に筆をくわえて詩画を描き続けておられます。
中学校の先生だった星野さんは24歳の時、クラブ活動の指導中に宙返りをして首を痛め肩から下が全く動かなくなりました。病院での絶望の日々。でも口に筆をくわえて一文字を書くことから始まり、身近な花への関心とともに絵を描き始めました。星野さんの花々をみつめる優しいまなざしと言葉には頭が下がります。そして一日一日大切に過ごすことを教えられます。72歳になられた星野さん、お元気でいらっしゃるでしょうか?
「ここは何かの中ではないでしょうか
木の実の中の一粒の種のように
ある日空がぱっかり割れて
そこにあなたの顔があるような
そんな気がしてならないのです」
ちょっと心が弱った時、人生のでこぼこ道にさしかかった時、星野さんの絵や言葉はお薬のように心に染み渡ります。
今月の句会のお題は「ざくろ」です。なかなか目にする機会がないのですが、なんとかひねり出さなければ。
実石榴や生命力の発露なり 麗
星野さんは事故で手足の自由を失い、口に筆をくわえて詩画を描き続けておられます。
中学校の先生だった星野さんは24歳の時、クラブ活動の指導中に宙返りをして首を痛め肩から下が全く動かなくなりました。病院での絶望の日々。でも口に筆をくわえて一文字を書くことから始まり、身近な花への関心とともに絵を描き始めました。星野さんの花々をみつめる優しいまなざしと言葉には頭が下がります。そして一日一日大切に過ごすことを教えられます。72歳になられた星野さん、お元気でいらっしゃるでしょうか?
「ここは何かの中ではないでしょうか
木の実の中の一粒の種のように
ある日空がぱっかり割れて
そこにあなたの顔があるような
そんな気がしてならないのです」
ちょっと心が弱った時、人生のでこぼこ道にさしかかった時、星野さんの絵や言葉はお薬のように心に染み渡ります。
今月の句会のお題は「ざくろ」です。なかなか目にする機会がないのですが、なんとかひねり出さなければ。
実石榴や生命力の発露なり 麗