露けし、は秋の季語。露にぬれて、しっとりしている様を指します。
和歌では、涙がちであるという意味を込めて用いています。
俳句のお手本のような姿のよい句です。
季語の「露けし」が一句の空気を表しています。
中七、下五も、過不足のない良い表現です。
言葉も的確に選ばれています。
神はディールに宿る。そういう観点で読むとどうでしょう?
中七、下五の言葉、「病」「語る」「友」「文」が、
意味の伝達には適しているのですが、
読者の気持ちに引っかかるものが感じられません。
「友」の「病」はどんな状況なのか?
「語る」は必要でしょうか?
また「文」は?的確なコトバでしょうか?
露けしや予後を伝える友の文字
季語の露けしや、は付きすぎでしょうか? 遅足