575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

無為の森 紅一点の 桜咲く <殿>

2021年03月23日 | Weblog

日本は、営利目的で植林された杉や檜など針葉樹ばかりの森となってしまいました。外国から輸入した木材の方が安価となり、森は放置され無為となってしまいました。針葉樹は保水力がないため大雨が降ればそのまま川へと流れます。近年、多発する洪水は植林の放置が招いたと指摘する識者もいます。ところで、山桜は群生することがないとの由。放置された針葉樹の森。1本の山桜が咲いています。

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座禅草 燃ゆる合掌 数えをり <殿>

2021年03月23日 | Weblog
 
草本に詳しい先輩が詠んだ句から「座禅草 」という花を初めて知りました。春の季語との由。仏炎苞<ぶつえんほう>という緋色の花に包まれます。
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オホーツク 撮れぬ大鷲 星となれ <殿>

2021年03月23日 | Weblog
 
 
「大鷲」の撮影。カメラを向けると飛び去ってしまいます。人の時間ではなく自然の時間に身を任せるしかないようです。ちなみに、鷲座は二等辺三角形。夏の大三角形といわれます。今年の立夏は5月5日。天の川にひときわ明るく輝くでしょう。ちなみに、七夕の「彦星」は鷲座のアルタイル。「織姫」は琴座のベガ。
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