575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

目白来て会話始まり朝の窓  千香子

2021年11月11日 | Weblog

何気ない朝の景色を詠んだ句が自由題に集まりました。

目白が来たことにより会話が始まる朝の窓辺。皆様からのコメントです。

亜子さん:「会話始まり」がポイント。目白を通して一人暮らしではなく家族の会話が始まりました。

晴代さん:少し季節は戻りますが好い一日になりそうな朝。

佐保子さん:目白って群れでやってきますよね。鳴き声をかわしつつ。あっいっぱい来たねとうちの中でも会話が始まる。始まりとするのがいいのか、始まると切った方がいいのか私はきったほうがいいかなと。

泉さん: 朝のすがすがしい感じがする。

        ★★★

佐保子さんのおっしゃる通り、「目白来て会話始まる朝の窓」でもいいかも知れません。

朝には何かしらの発見があります。

    朝一番金木犀の香をかげり 佐保子

窓を開けるとどこからか金木犀の香りが飛び込んで来ます。幸せな一瞬です。

千香子さん:「朝一番にひかれました。朝から良いことがあった、ほっとする1日のはじまり。」

私の拙句「ひとひごと朝顔の花咲き続け」はご近所の朝顔のすだれを詠みました。奥様を亡くされ一人暮らしとなった旦那様を励ますように10月中旬まで毎朝、朝顔が咲き続けました。

朝は必ずやって来ます。同じような朝でも小さな発見があると嬉しいですね。今朝は南天の実が色づいているのを発見しました。皆様よい一日をお過ごしくださいね。  麗子

 

 

コメント (2)
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